2024年も無事に、立春大吉ソロライブを終えることができ、一歩を踏み出すことができた手応えを感じている。
立春のライブは、俺が朝からお札を書いているので、会場に入るのがスタッフのみんなよりも遅くなってしまう。
今年は、行ってみたら祭壇部分の位置が決められていて、奥にはバックライトが仕込まれているというありがたい状態だった。
[ Photo:Michi Ishihara ]
庭に咲いていた、蝋梅と梅をそれぞれひと枝ずつ切って、花瓶に挿してみたら奇跡的なバランスになった!!!
前日に畑で抜いた、人型の大根も飾ってもらえて、嬉しそうだった。
今回の祭壇は、かなり良いバランスだったと思うのだ!!!
依代的に、蝋梅と梅が中央に鎮座し、中央に「立春大吉」のお札を置いて、ドラゴンが彫られたシンギングボウルには、朝汲んだ梅田の水を入れておいた。バリの法具のグンタも置いて音的にはかなり儀式の氣配を強くしたところに、石笛だ!!!
いつも応援してくれている方が、最近神楽鈴を手に入れたというので、鳴らし初めに今回のライブに持って来てくれ、それも祭壇に置かせてもらうことにした。
差し入れのお酒に、水々しいみかんも嬉しい。
実は、グンタの前に置いた丸石が、自分の中ではとても意味あるものとして今回持ってきたのだ。これは、昨年末に奥能登での神楽の奉納の帰りに糸魚川で拾ってきたものなのだ。
この丸石と丸石を叩きつけて音を響かせることをしてみたいと思って、その行為に至ったのだったが、石を叩きつけている最中に、片方の石の状態が変化していき、割れてしまったのだった。
結果、何がどうなったということはなかったと思うが、かなり儀式的要因が構築されていったのも事実だったと思うのである。
今回の記事では、石原ミチさんの写真で当日の様子を紹介でおきたい。素敵な写真が多数あったので、ダイジェスト音源をバックに付けて、彼女の写真を映像仕立てにしてみました。
全ての事柄に表と裏がある様に、一つの公演にもそれがあり、裏の支えと相互の信頼関係によって、表の舞台が生き生きと光を帯びてくるのである。
氣持ちの良い、実力ある仲間が集まることで、何事もなく始まって、公演を氣持ちよく終えることができるのは、本当にありがたいことだと最近特に思えてしまう。
いよいよ、今年も始まっていくのを確信できた、立春大吉ソロライブとなりました。
ご来場いただいた皆さんをはじめ、スタッフのみんなに心より感謝です。