今年は、立春の日が2月3日になるという珍しい年に!!!
立春大吉ソロライブの時に、来てくれた皆さんにお渡しする「立春大吉のお札」を、常葉工房の青木さんの所に、日曜、月曜と作りに行って来た。
コウゾの繊維を水に入れて、そこにトロロアオイの根っこの粘り気のある水を混ぜて撹拌する。コウゾの繊維の量と、このトロロアオイの粘度と水の量のバランスが大切らしく、手でかき回す時の音がポイントになるのが、興味深い!
気がつけば、3回目となる和紙作り。青木さんが、道具もいろいろと工夫をしてくれて、今年は、いわゆる和紙を漉くというのではなく、型に流し込む方法を取ることになった。
間に障子紙を挟んで、和紙を重ねていく。だんだんと重なっていく和紙のお札は、厚みが増すごとに、気持ちの良い質感となっていくのが、なんとも嬉しかった。
翌日は、車用のジャッキを使って、少し圧力をかけてから、板に貼り付けていく作業だった。
朝一だったので、まだ水分の残る和紙がとても冷たく、指先が痛くなるほどだったが、お札の数が増えていくにしたがって、和紙を貼る作業に没頭してしまった。一枚一枚、板に貼ってハケで均一に貼り付けていく。最後に、椿の葉で、表面を滑らかに整えて作業は終わったのだった。
後は、立春の2月3日の朝、湧水を汲みに行って、お札を書く仕事が待っているわけだ!
新たな試みとして、立春大吉ソロライブを配信しつつ、その配信チケットを購入してくれた方にも「立春大吉」のお札を後日、送ろう!ということにしました。
配信のみではなく、その後に「立春大吉」のお札が、手元に届くことで、なんとなくリアルな物語を感じることができる様にも思っております。
◎立春大吉ソロライブ
2021年2月14日(日)
開場14時半 開演 15時
会場:桐生市有鄰館煉瓦蔵
ticket 4,000円
※小学生以下無料
予約・問合せ/ ishizakagaishi@gmail.com [石坂亥士公演事務局]