Dragontone /石坂亥士

神楽太鼓奏者・石坂亥士のブログ

立春の朝

今年は、赤城神社への道中に雪も無く、去年との差を感じつつ車を走らせる。

いつもの狛犬が、「よく来たな!」という感じで迎えてくれて、嬉しい限り。

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さすがに御神水を汲んだ後の手はあっという間に冷え切った。

ふっと、選挙のポスターを見ると、友人のまゆ子が!!!

選挙に出るという話は知っていたが、実際にポスターが貼られているのを見ると、妙に実感してしまった瞬間だった。

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昨年は、強風の中のライブとなったが、今年は雰囲気ある月夜での開催。ここより写真は、石原ミチさん!

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嬉しいことに、新潟から大学の同級生の大が来てくれ、苗場山を差し入れしてくれ、お札の祭壇が良い感じに整った!!!

今年の祭壇は、岩木山神社の御神酒が入っていた徳利に、昨年、友人のモーリーからもらった榊と梅。石垣島の姉さん、はっちゃんが拾ってくれたサンゴの石笛に、グンタ。

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導入は、韓国のプッから。濃密な打音が鳴り響き会場に音が満ちていく。雲がわいてくる音を現すとされるこの太鼓。その通りに音がモクモクと広がっていく感じがした。
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古の響きの羯鼓。日本の横打ち太鼓の元祖的存在なので、この立春大吉で使いたかったのである。
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煉瓦蔵の響きは日常で感じる音と違って、もの凄い残響。。。歯切れのよい打音は、心地よく響いていった。
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実は今回、この大銅鑼は使わないつもりだったのだが、この大銅鑼の出身地の武漢が大変なことになっているので、使う事にした。

この大銅鑼の鳴り、凄まじかった。。。

故郷に思いをはせてかどうかは置いといて、関係者が口を揃えて、いつもと違った!!!というほど鳴りまくっていた。

もしかしたら、この大銅鑼の新たなステージに突入して行く予感である。

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神楽太鼓は、エアコンの関係やもろもろ、俺の湿度予想が追いつかず、高音気味での始まりとなった。しかし、低音こそ足らないが、これはこれで心地良かった。

やはり、低音を楽しみたいので、水を鼓面に垂らして、もう一度演奏することにした。

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勿論、響いた響いた!!!

予想を上回る低音と、聴いた事のない不思議な高音の倍音。良い音鳴ったなあ。

そして、無事に終了。
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立春大吉ソロライブ、無事に終えることができました。

ご来場いただいたみなさんをはじめ、スタッフのみんなに心より感謝です。

来年も、この場所で、2月4日の立春に音を響かせたいと思っております。

 

サービスドリンク(伊東屋珈琲・立春大吉ブレンド

日本酒差し入れ(岡崎酒店・鈴木大・小林健

衣装(usaato)