Dragontone /石坂亥士

神楽太鼓奏者・石坂亥士のブログ

テヘランへ

イランは、2月4日の立春から15日以内の滞在はビザが不要と言う話だったが、チェックインするときに確認が必要ということで、土取さんと2人かなり待たされ、結局搭乗客は誰もいなくなり2人のみ取り残されると言う状況に・・・。

それでも確認ができたのかできないのかわからないが、チェックインが始まり、何とか飛行機には乗れるとことになった。

さっきまで厳しい対応だった責任者の方の態度が、何故か一変し、結果的になんとビジネスクラスにアップグレードされているという奇跡!!!

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そんなイランの神様に歓迎されたかのような出来事が起こり、イラン航空の搭乗ゲートへ向かったのだった。

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まぁ、サービス的には椅子のみ良い感じで、かなりアットホームな雰囲氣のビジネスクラスだった。おかわりのお茶を頼んでも持ってくるのを忘れると言う大らかな感じも、話の種になってよかったかもしれない。

坐り心地が良かったので、快適なテヘランへ空の旅となったのだった。

自分の持っている、イラン言う国へのイメージが貧困すぎて、眼下には雪山も現れてきたり、驚きと感動の連続だった。

旧式の機体だったが、今まで乗った中でこれほど衝撃のない着陸があったかなぁ?と思えるほどにスムーズだったのがとても印象に残ったなぁ。。。

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土取さんが「昔は、着陸した時に拍手喝采して、着陸を喜んだもんなんだよ!」と言っていたが、確かに俺も何度か経験があったの思い出した。

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飛行機が当たり前になって、人間の持つ動物的な感覚が麻痺してしまっているのも事実だろう。改めて、無事に着陸できてありがとうと言う氣持ちを忘れないでいたいと思った。

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テラン空港に着くと、昨年5月に来日して共演したアクバさんが迎えに来てくれていた。

彼の車でホテルまでの1時間ほどのドライブは、はじめてのテヘランの景色と使い込まれた古い車が、実用的に生き生きと走る姿が刺激的で、とても楽しいものだった。

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この黄色い車の雰囲氣がとても良かった。

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ホテルに着いてから、イラン料理の店行ってもらった。

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どれも美味しかったが、付け合わせに出されたハーブがものすごくおいしかった。
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山盛りのご飯は、飛行機から見た。5000メートルを超えると言う山に似ていたなぁ。
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