Dragontone /石坂亥士

神楽太鼓奏者・石坂亥士のブログ

久々の更新

氣がつけば4月になっており、桜も満開だ。

3月は、イランから帰国して様々な出来事が経過して行き、かなり密度の濃い日々を過ごしていたのは事実だ。

イランでの体験と、旅の疲れも手伝って、日本でのネット関係の過ごし方を忘れてしまったのかもしれない。

まあ、桜も満開となったことなので、ぼつぼつ記事を書いてみたいと思うに至った次第。

今年は、友人のモーリーくんの誘いからジャガイモを共同で作ることになった。

草の生えていない畑で作業をするのは久しぶりなので、逆にかなり新鮮だったなあ。植え付けをして、次は6月あたりには収穫ということなので、楽しみである。

自分の畑では、のらぼう菜が良い感じでとても美味しく春の息吹をいただいた。

その後、3月末は広島は府中市へ!!!

魂の兄弟とも言える、殿さんがご住職をしている常福寺でのうさと展でのオープニングでの演奏だった。団子三兄弟ならぬ52、53、54、と一歳刻みの無邪氣ブラザーユニット、殿元健照、石坂亥士、KNOBの異色のトリオでの即興セッションが実現することになったのだ。

渡邊由紀子さん主催のうさと展は、「そこに集まる皆さんに楽しんでもらう!」をコンセプトに、常福寺の全域をうまく使ってワークショップからキッチンカーまで出て、お寺って本来こうあるべきかも!?と言う素敵な文化の発信の場となっていた。

とにかく集まっている方々が素敵で、氣持ち良くて楽しくて、近年稀に見る素敵なイベントを体験させてもらったのでした。

殿さんと二人でセッションする時は、冗談半分でユニット「混沌」と言っているほどの未知の領域へシフトして行く。今回、初めてKNOBさんが加わり三人となったことで、奇跡的な融合が起こり、祈りの響きは大饗宴へと発展して行った。

前夜行われた再会の宴では、3人共に、ある時から時間軸が捻れて行ったようで、未知の存在に記憶を消されたらしく、そこから大饗宴の流れは始まっていたと言うことかもしれない。

こんな素敵な機会を作っていただきた主催の渡邊さんと殿さん、そして関わってくれた皆さんに心より感謝です!!!

興奮冷めやらぬイベントの後は、一路高松を目指す!!!

今月の17日と19日に行われる土取さんとエリックさんの舞台で使う、サヌカイトの台を作ることになっていたのである。

浜辺に立てた時は、砂浜に杭を打ち込んで安定させていた部分が大きかったのだが、今回はホールなので、そはいかないのでアイディアを練ることに・・・・。

最終的には、自立型にしてセッティングの自由度を増やす方向で決まり、なんとかイメージを形にすることができたのは嬉しかったなあ。

そして、香川県に来たら「讃岐うどん!!!」である。

お店はかなりあるのだが、好みの店に出会える確率はかなり低いのも事実なのだ。

今回、高松で、マルタニ製麺と言うかなり良い感じの店に巡り会えたのはラッキーだった。

が、やはりここまで来たら、観音寺の大喜多うどんへ行かないわけにはいかないと言うことで、お昼になる前を狙って車を飛ばす!!!

「天ぷらうどん」やっぱり最高過ぎて、せっかくなので大盛りの後に、中盛りをいただき、かなりの満足度を持って店を後にしたのだった。

お店の姉さんが、「え!?本当に天中(天ぷらの中盛り)もう一つ!?」と言うだけあり、腹持ちも最高で夜ご飯は必要なくなったと言う結末に・・・

開花のタイミングで関西方面に移動していたので、「もうすぐ満開だねぇ!」と言う言葉も聞かれないまま、「もう満開!?」と言う感じに、今年の桜はどことなく実態不明な感覚があるのが不思議だ。

裏山に犬の散歩に行った時、シナヒイラギナンテンの可憐な花が不思議と目に飛び込んできたなぁ。