Dragontone /石坂亥士

神楽太鼓奏者・石坂亥士のブログ

足元を固める意味で

自分の足元を見直そうと思い、ずっと氣になってはいたのだが手が回っていなかった下駄の修理をすることにした。

基本的に雪駄や下駄といった鼻緒のある履物が好きで履いている。これは、香川県の黒田商店という素敵な下駄屋さんのもの。かなり高額な買い物だったが、物凄くハードに履くので、修理して履き続けられるのは、とてもありがたい。これまでは、1万円弱の雪駄を好んで履いていたが、1年持たないので、もう5年ほどは経っているので、元は取れている。

この下駄の特徴は、一度かなりボロボロになるまで履き込むことから始まる。履き込んだ下駄は、その人の歩き方や使い方の特徴が反映されるわけだ。

そしたら黒田商店に送って修理してもらうのだが、なんと、ここからが下駄としての本番となってくるのだ。

何故なら、ボロボロになった底にはビブラムソールが貼られて、最初の様に簡単にはすり減らなくなり、ある意味靴の様な感覚となる。

しかし、俺の履き方だと鼻緒にかかる負荷がかなりある様で、元からの鼻緒だとすぐに緩みが出てしまうのと素材の弱さからくる安定感が得られなかったのだ。

いよいよ鼻緒が切れかかってきたので、思い切って麻で紐をなって、鼻緒をすげ替えることにしたのである。

冬になって踵がガサガサになるので、人間ヤスリの様な状態となり、右の踵が当たる部分の皮が破れてきたので、そこも新しい皮をボンドで貼り付けてみたら、上手いこといったのがありがたい。

おかげで、履き心地は完璧になった。これで、またしばらく履くことできるだろう!!!

昔、じいちゃんが下駄の鼻緒を自分の足に合わせてすげ替えていたのを思い出した。麻の持つ強度は相当なもんで、昔の太鼓を締める縄は麻でできていたほどだ。

今は、高価すぎてそこまではできないが、俺がやっている神楽で使っている締め太鼓は、神楽師が総出で綯った麻の縄で締められている。

今年は、友人からもらった、アタゴオル物語のカレンダーが毎日の氣分を彩ってくれているのも、新しい感覚で朝のひと時がかなり楽しい!!!

このカレンダーは、万日カレンダーというらしく、永遠に使えるというのも素敵だ。

31までの数字だけが書かれているので、毎月繰り返してめくっていけるという代物。

「斬新!!!!」

新年明けて、ガツガツ告知をしていく氣分ではなかったのだが、新月を過ぎて何か変化があったので、一応、ここで告知をしておきたい!!!

なんで、文字の前にバチを持ってる俺の手が出てきてんだ!!!???と思ってしまったが、デザイナーの手にかかるとやっぱり違う世界が出現する。

今年は、2月4日の立春の桐生と、8日の都内の二箇所での開催となっているので、都内方面の方は、是非チェックしていただきたい。8日のみ配信もある予定!!!

配信に申し込んでいただいた方には、2月4日が過ぎた時点で、立春大吉のお札もお送りするつもりです。

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冷え込む前の畑の一コマだが、とても良い感じだった。

今は、だいぶ冷え込んでしまったので、違う景色になっていることだろう。

俺の車の横にキジが休んでいた。そんな何氣ないことも、とても嬉しい出逢いでもある。

日々、いろいろなこともあるもんだが、この日の夕方の赤城山は綺麗だった。

最近、太陽の光が強いなあと思っていたら、大規模な太陽フレアが発生しているというのをどこかの記事で見て、納得。

庭のコンフリの葉脈が美しかった。