前を走るトラックが、動く盆栽の様に見えて記録としてパチリと。
通常見る事がない上の方向から見る樹形が、とても素敵に見えて、トラックまで素敵に見えてくる始末だった・・・。
楓の様で、枯れた紅葉の葉と種が走り去るトラックから流れ飛んでくるのが、やけに風流に感じた瞬間だった。
しかし、上手い事積んだもんだなあ、とこの職人さんのセンスも素敵なんだろうと思えて嬉しい遭遇となった。
そして、夕暮れ時に畑にカブを抜きに行った。
借りている畑は、柿の木が生えている。その柿の木の下辺りにカブを蒔いてみたのが、功を奏した様で、とても良い感じに育ってくれている。
寒氣のせいで、葉っぱが少ししんなりして、「さあ、俺を抜いてくれよ!!!」という声が聴こえてくる感覚で、抜いて欲しそうなものを抜いてみたら、小さいのもあったが、かなりの大物が収穫できた。緑色しか見えないので、抜いてみるまで大きさが分からないのも楽しみのひとつでもある。
生き生きとした葉っぱも良いが、こんな感じのしんなりした葉っぱの質感も良い感じで、暗さと相まって、色っぽく見えてくる。
お氣に入りのメキシコで買った買い物かごに入れたら、かなりこんもりして凄い存在感。
薄暗い月灯りの中、葉っぱを切って漬物になったのでありました。
あと数日で冬至を迎える。
冬至の音のイメージが現れ始めてきたので、どんな音になるか楽しみでもある。