この春の陽氣に、心と身体をシフトしてしまっても良いのか迷いつつも、畑のみどりが急激に開放へと変化している姿が良い感じである。
秋から借りて、3回目の春に突入した、この畑。ちょっと良い感じになってきた感があるのだ。
いろんな本を読んだりしてみたが、正直なところよく分からなかったので、知り得た情報の中で自分にしっくりくるのは、耕さない事と土を露出させないことだった。その考え方をベースにしつつ必要ない草は地際で切るスタイルをとっている。
そして、とにかく労力をかけない方向へ舵を切っているので、薬も使わず肥料も入れず水もやらないのだ。
プロではないので、その中で育った野菜を食べられればいいかと思っているのである。
土が露出している部分が無いので、草原的でもあり、どこに転げ回っても氣持ち良い環境になっていたらしく、一緒に行った一歳の子は、草の中で自由を満喫していたのが印象的だった。
花になる前の蕾のエネルギーの凝縮している佇まいは、いつ見ても見惚れるほどに素敵だ。
今年の一つの目標は、この茎の赤い菜の花が咲いている赤かぶの種取りだ!!!
上手いこと種をつけるのを見守りたいところだ。
午前中は、みどりの宝石箱のようにも見えてくる時間帯があり、畑散策がとても良い目の保養になる。
葉っぱに乗っかる水滴は、ある種水の究極の形にも思える興味深さだ。
のらぼう菜の一番芽は、最高に美味かった!!!