一歳児の朝は早い!!!
言葉は、喋れなくとも意思はハッキリしているのも、素晴らしい。
そしたら、それに従うのみ!という事で庭へ。
石に空いた穴に溜まった落ち葉や水が氣になるらしく、指でほじって食べようとしている。
不思議と、自分も子どもの頃に、この穴をよくほじっていたのを思い出す。
最近では、石に穴が空いてれば、吹いて音を鳴らす様になってはいるが、その原風景が実家の庭にあったんだなぁと、子どもに教えられたのである。
そして、散歩へと出かけてみることに。
近くの小学校の校庭が、広くて安全なので、そこで遊ぶことにしたが、サイズが小さいだけに、見え方が新鮮だ。
日々ぶら下がる練習に余念がない彼にとっては、鉄棒は当たり前にぶら下がる物なのだ!
低いので、見ていたら自分で落下して上手いこと着地していた。
今日は、春の日差しの中、新たな感覚を覚えた。
「椿は二度咲く!!!」ということを垣間見たのだ。
椿の花の散り際は、いきなり花ごと一氣に落下する。物凄く潔いと思っていたのだが、地面に落ちてからも美しいと思える願望に遭遇できたのだ。
死に花を咲かすという言葉があるが、本来の意味は置いておいて、椿の如きなのかもしれないとも思える。
木洩れ陽に映える植物は、どことなく美しく見えて目をひくのは、陰陽の絶妙なバランスからくるのかもしれない。
何氣ない日常の中にこそ、真実を知るヒントが散りばめられているとも思える日曜日でありました。
東日本大震災の年は、やけに花に目が行ったのを思い出すが、あれから12年目となる今年も、花がとても美しく見える。
草花と呼応する時間は、かなり興味深いので、この季節は特におすすめだと思います!