Dragontone /石坂亥士

神楽太鼓奏者・石坂亥士のブログ

年内のSpiral Grooveは、近藤等則さん追悼番組

10月17日に、急逝してしまった近藤等則さん。あまりにも急だったことや、桐生でのライブが公には最後のライブになってしまったこと、そして、その後には、新しい音の世界を創造していこう!と約束していた・・・。

 

そんな近藤さんの追悼の番組を、年内は近藤さんの音源を中心に放送しよう!と、ディレクターと決めて、12月の最後の放送まで突き進もうと思っている。

 

本日、12月2日(水)21時〜のSpiral Grooveは、近藤さんのFree Jazzの音源を届けたいと思っております。(再放送→日曜の21時〜)

 

俺の師匠でもある、土取さんと近藤さんは、当初大阪を中心に共に活動を展開し、共に上京してフリージャズの演奏を繰り広げていたというのは、知る人ぞ知る感じになっており、フリージャズの近藤さんの音源を聴く機会は、極めて少ない。

 

近藤さんが急逝してしまい、近藤さんとも土取さんとも仲の良い友人である、群馬在住の白川昌生さんを連れて来て欲しいということで、白川さんとプチ旅行という感じに、11月の末に土取さんの所に行ってきたのだ。

 

その時に、土取さんに了承を得て、土取さんがYoutubeにアップしている音源を、近藤さんの追悼番組で使わせてもらえることになったのだ!!!

各画像の下に、Youtubeでの解説を転写してあります。

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1970's Japanese Free Jazz @ Toyama Toshinori Kondo(tp) Toshi Tsuchitori(ds) Takashi Tokuhiro(b) 近藤等則(トランペット)土取利行(ドラム)徳弘崇(ベース) 1970年代富山のジャズライヴ録音より
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E.E.U(evolution ensemble unity) first concert . 1975. 13.Aug. Aoyama tower hall. Produced by Aquirax Aida. musician:Mototeru Takagi(sax) Toshinori kondo(tp) Takashi Tokuhiro(b) Sabu Toyozumi (ds) Toshi Tsuchitori(ds). Music is improvised the tune which composed by Toshi tsuchitori's( INTUITION).  間章によって結成されたEEU(エボリューション・アンサンブル・ユニティー)の結成記念コンサートからの一曲(断片)。1975年8月13日、青山タワーホールで催されたこのコンサートは二部構成で、一部はEEUオリジナルメンバーの高木元輝、近藤等則、徳弘崇、豊住芳三郎、土取利行の演奏。二部はこのメンバーに小杉武久、吉沢元治が加わった。なおこの演奏後、土取は渡米が決まり、間章は急遽「土取利行渡米壮行記念」のタイトルをポスターに加えた。それゆえか、前半は高木の作曲のものが一曲、土取の作曲のものが二曲演奏された。これはその土取の作曲による「INTUITION」を即興演奏で展開したもの、演奏時間は30分近くにおよび、ここでは其の一部を紹介した。なおこの後、渡米した土取利行はニューヨークでミルフォード・グレイブスと邂逅、知己を得て間章に紹介、翌年間章はミルフォードを初めて日本に招聘し、高木、近藤、土取に阿部薫を加えたメンバーと共演させ、このメンバーによるレコード「meditation among us」を残した。

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先の解説にもある、「meditation among us」。ミルフォード・グレイブスを中心にした、このアルバムの当時の様子もお聞きしたので、詳細は番組で少し話しようかと思っております。

竹馬の友がこの世を去ってしまった土取さんが、このアルバムを爆音でかけてくれました。ミルフォードが、予定されていなかったピアノを弾き始め、そこにのってくる近藤さんのトランペットの音が心に浸みた時間だった。

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近藤等則(エレクトリックトランペット)土取利行(ドラム)田中泯(ダンス) @白州、森の劇場2006年8月 Toshinori Kondo(erectoric trumpet), Toshi tsuchitori(drums) Min Tanaka(dance) @Hakushu forest theater 2006

この演奏は、即興演奏の巨人!デレク・ベイリーへの追悼だった。俺自身も、この会場で聴いていた。今夜お送りするアンコールは、伝説の演奏ではないかと思っている。土取さんのドラムが入るや否や、阿吽の呼吸とはこれか!!!

という程の超絶最高なコンビネーションの二人のセッションだった。最近は俳優として活躍している田中泯さんも動いていたが、二人のその高揚感の中に入る事が出来なかったのが、とても印象的だったのを覚えている。
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ラストは、土取さんが近藤さんへの追悼としてアップした1973年の即興DUO音源!!!

この音源、もしかしたら来年には音源化されるかもしれない。

 

今夜は、近藤等則さんの音楽の原点を振り返ってみたいと思っております。

 

試聴方法は以下リンクのFM桐生のサイトにて!!!

fmplapla.com

ゑびす太鼓の20年

11月20日の朝一で、ふっと閃き、庭の竹を一本切った。キャリアをまだ付けていないので、ハイエースの屋根に直に括り付けることにした。15分程度ならなんとかなるかな!?ということで出動したのであった。

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そして、ゑびす太鼓の20周年、無事に終える事ができました。4回の演奏は、毎回違う感じになり、印象的でもあったと思うのであります。

舞台背後の壁に立てかけられた竹が、雰囲気を醸し出していた。

15時の初回は、神楽太鼓のみのソロで始まった。神楽太鼓自体が鳴り始めていくウォーミングアップの様な感覚もあり、印象的だった。

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16時半の二回目は、ゑびす太鼓を始めた時に使っていた小さめな太鼓を背負って登場してみた。三回目と四回目は甥っ子の草吉に神楽太鼓を叩いてもらった。

以前は、梅山直樹くんと二人で神楽太鼓の即興DUOだったので、今後、そんな流れも期待しつつ参加してもらったのだ。

 

西宮神社から、お花も届いて彩りを添えてくれ、ありがたい限り。

 

四回目は、近藤さんから譲り受けたゴングも投入!!!!

異次元の扉を開けるが如き響きが、会場に浸透していく・・・・。

そのゴングの音と草吉が叩いている神楽太鼓の音が重なって、空気の振動が増幅される。スリリングで楽しい時間が流れ、草吉が自分のタイミングで神楽太鼓を終えて舞台から降りて行く。

その流れを受けて、俺が神楽太鼓に入り、倍音を増幅しつつ、振動で酒蔵の中を満たしていく。

この2尺4寸の神楽太鼓の音圧は、なかなかに凄まじかった。当たり前だが、普段使っている神楽太鼓を鳴らす身体の使い方よりも大きなエネルギーが必要だった。

調子を崩したわけではないのだが、普段の身体の感じに戻るまで2日もかかってしまったのに自分でもビックリで、4回の本気の神楽太鼓の演奏は、かなりの仕事量だったんだなあ、としみじみ感じつつ、一番良い形で「ゑびす太鼓」20周年の節目を迎えることができた事に感謝であります。

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今回のために、伊東屋珈琲さんに「ゑびす太鼓ブレンド」も作ってもらい、特別感もアップ!!!

爽やかさのあるなんとなくおめでたい感じの味が嬉しい!

そして、伊東屋珈琲さんは、本日11月23日で15周年を迎えるというのも、とても嬉しい!

赤のパッケージのアニバーサリーブレンドは、贅沢な豆を使っていて、とてもお得なので、おすすめです。

そういえば、伊東屋珈琲さんとの出会いもこの「ゑびす太鼓」の奉納演奏の時だったのを思い出した!

 

ご来場いただいた皆さんをはじめ、西宮神社関係者の皆さん、スタッフ関係者のみんなに、心より感謝いたします。

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昨日は、久しぶりに行った裏山の木立越しの太陽が綺麗だった。

これより、また新たな流れが始まる予感のする、「ゑびす太鼓」20周年の節目でありました。

 

 

 

 

 

祝・11月20日「えびす太鼓」

昨夜の三日月の写真が、もの凄くぼんやりの写真になってしまったので、神楽太鼓の鼓面に重ねてみた。

ある意味、こんな雰囲気の音の世界観になるのかもしれないとも思うのだ。

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本日、11月20日は、「えびす太鼓」の日である。年内の公の演奏は、今後どうなるかは未定だが、今のところこの「えびす太鼓」がラストだ。

15時、16時半、18時、20時、と4回の演奏を予定!!!

会場は、桐生市有鄰館酒蔵!

入場無料(御祝儀、差し入れ大歓迎)

本日限定で、伊東屋珈琲さんに「えびす太鼓ブレンド」もお願いしたので、会場にて購入できます!

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先日は、芋煮会に参加してきた。普段よく買いに行っているパン屋さんのご主人が、誘ってくれて、最後は焚き火となり、木を燃やす火の温かさは格別だった。

ちょうど、お互いに家庭菜園をやっていることで、里芋の話になり、ご主人の出身の会津の方では、芋煮会というのを毎年やっているんだよ、という話になり、「亥士さん、芋煮会やりましょうか!?」という流れで、やけに自然に決まった話だったのだ。

最近は、こういう感じで自然な流れで決まる事が多く、今回の「えびす太鼓」を有鄰館酒蔵で開催するという話も、本当に自然に決まった話なのだ。

 

先月、行きつけの梅田のくわばら理容所へ行った時に、なんと俺のライブの舞台監督の高峯くんが先に来ていた。隣同士になり、そこで、「えびす太鼓」有鄰館でやるか!という話が持ち上がったのだった。こんな偶然なのか必然なのか自然な流れで決まる時、その結果は、良いものになることは間違いないのである。

 

そして、昨夜遅くに、Peatixからメールが来た。不正アクセスされて利用者の情報が流出したということらしい。

 

最近のライブのチケットや配信チケットも、このPeatixを使っていたので、Peatixを経由してチケットを購入された方には、俺と同じようにメールが来ているかと思われますので、パスワードの変更や、SNSのアカウントでログインした場合は、そちらも含め見直しておいた方が安全だと思います。

 

そんな事が、この「えびす太鼓」の20年目を迎える前夜に起こったので、これもまた、変化のタイミングでもあるのかな、と思っております。

 

俺の以前のサイトも、中国系のハッカーにいたずらされてしまい、結局閉じた経緯もあり、ネット社会の凄まじさも感じつつ、便利にも使えるという諸刃の剣という感じに、警戒しつつ上手く乗りこなしていく必要があるのかもしれないと感じた出来事でした。

 

えびす太鼓@有鄰館酒蔵

明後日、11月20日という日は、自分にとって特別な日だと思っている。

20年間、毎年同じ日の同じ場所で神楽太鼓を演奏しているというのは、結構凄いことだと思うのだ。

「えびす太鼓」と言えば聞こえはいいが、内容は、神楽太鼓の即興演奏。これが20年継続して行われているというのは奇跡でしかないだろう。

そして、恐らく今後はこの条件を満たす経験はないだろうと思っている。

良い時期に、無理してでもやることができて良かったとも思う。

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そんな20周年の区切りの年に、混沌とした世の中が訪れ、「えびす太鼓」中止が決まったのは、ある意味20周年記念のプレゼントなのかもしれないと思っている。

 

「えびす太鼓」という名前を使って、演奏していい許可ももらえたので、今年は、20周年記念に、桐生市有鄰館酒蔵にて、思う存分、好きなスタイルでやってみようかと思っているのだ。

 

神楽太鼓だけではなく、ゴングなども使ってみる予定なので、何が起こるか分からないほど、自分でも楽しみなのである。

 

今年は、本当にいろいろな事があり、それらの事柄が演奏に影響しないはずもなく・・・。

「えびす太鼓」史上、一番染み入る奉納演奏となることは間違いないだろう。

詳細は、以下リンクにて!!!

dragontone.hatenablog.com

 

今週は楽しい場所を転々と移動する

今週は、半分以上都内での仕事となった。芸術家と子どもたちコーディネートの、小学校・保育園での民族楽器ワークショップだ。

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広い体育館で子どもたちを待つ楽器たち。
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バリ島で買った鳥の形のシャカシャカは、タンバリンのシンバルっぽいものがココナッツの殻でできていて、心地良い音が響く、なかなかの名品となっている。ワークショップ中の写真は公開できないので、開始前に一枚撮ってもらった。

亀の甲羅を首から吊り下げて、トーキングドラムを叩いて登場する流れなのだ。

出会いは刺激的な方が、面白い。

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うって変わって、保育園のホールは狭かった。。。が、楽しいワークショップとなりました。

昨今の事情から、文化的なものから様々なイベントまで少なくなってきているのだが、秋以降は、状況をみつつ現場では、できるかぎり開催していきたい流れもあるようだ。

どんな仕事にも言えることだろうが、上の方から見ただけでの方針と現場での体感は違っているということだおと思え、そんな現場の近いところで活動できるのは、嬉しいことであもあるなあ、と思った数日だった。

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神楽太鼓奏者という事で活動しているが、何故か韓国獅子舞の後脚役もしている。。。

アンデミ・ノルムセの代表である康明洙先生が頭を担当していて、獅子舞の仕事があると呼んでもらっているのだ。韓国獅子舞は、愛嬌があってかわいい。その反面動きがダイナミックでなかなかの体力勝負なのだ。

そんな韓国獅子舞の本番があり、夜練習。
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昨夜から現場に入っている先生から送られてきた。こんな舞台でやるらしい。
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久々に新幹線に乗ったが、東京駅の新幹線ホームは、なんとなく海外に来た様な錯覚を覚えてしまった。

「ふじのくに大田楽」それなりに大きなイベントらしいが、出番はなんと2分程度らしい・・・・・。

まあ、ちょっとした旅行という感じだろうか。

車移動がほとんどなので、何気に新幹線に乗っているだけで楽しいのが嬉しい。

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御神木的存在の枝豆の木

種にするつもりで一本残してあり、鞘が茶色くなるにつれて、何となく畑の御神木の様な存在感を放ち始めていた枝豆。

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よく見たら、大豆になって鞘から放たれているではないか!!!

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こんな風になって豆が大地へと放たれるのかあ・・・・。と観察してみると、鞘がそれぞれ左巻きと右巻きに外へ向けて螺旋を描くことで大豆が開放される仕組みの様だ。

自然の摂理とは、本当に良くできているもんだなあ、と感心するばかりだ。

畑のこととは言え、畑違いなので、知らないことが多くて、いろいろと刺激になるもんだなあと思う今日この頃。

開き終わった後の造形もまた美しい。
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パクチーの種を蒔いて、楽しみにしていたら、なんとなく食べる時期を逃してしまい、可憐な花がキラキラと風に舞っているのが、また良い感じだった。

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少し色が違うのも、とても興味津々だ。

昔は、この匂いが苦手で好きでなかったが、師匠の土取さんに、これが食えなかったら、リズムの上達はないぞ!!!と言われ、半信半疑で食べ始めてみたら、とても好きになってしまったという経緯があるので、自分の中では、結構ポイントな香草だ。

今では、微かに匂うパクチーの香りが心地良いと思える。
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大好きな大根が、蒔いた時期と場所によって成長具合が違っているが、それぞれが良い感じに育ってきているのも嬉しい。
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種というのは、この短時間の間に、これだけ変化していくのは本当に凄いもんだなあ、としみじみ思う。
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祝20周年・えびす太鼓

2001年から始まった「えびす太鼓」は、奉納演奏の新しい形を模索しながら、桐生西宮神社の祭禮である「えびす講」が開催される11月20日に、一度も欠かすことなく奉納演奏してきた。

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そして、今年で20周年を迎える。が、しかし中止の判断がなされてしまったのだ。

 

時代の流れからして仕方ないとは思うところだが・・・。

 

個人的には、メキシコに住んでいる時にも帰国してまで、奉納演奏をしてきたことを考えると、何かのカタチで継続しておきたいと思い、西宮神社の世話役の方に了解をもらい、桐生市有鄰館酒蔵で、変則的ではあるが「えびす太鼓」の演奏を行う事にしたのであります。

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◎えびす太鼓奉納演奏

演奏予定時刻 計4回を予定 雨天決行!

2020年11月20日 15時頃、16時半頃、18時頃、20時頃。

 

会場:桐生市有鄰館酒蔵/群馬県桐生市本町2-6-32

入場料はいただきませんが、ご祝儀、お捻り、お神酒の差し入れは、大歓迎です!

 

普段は、多くの人が出るので、司会的なお笑いの方々がナビゲートしているので、とにかく雑然としています。

今回は自分のやりたい雰囲気で演奏できることと、20周年を自分で祝うわけですから、最高の奉納演奏になると思われます。

そして、最近では、この「えびす太鼓」の時にしか使わない、白馬の皮でできた、一番大きい神楽太鼓を使います!

この太鼓は、長時間は使えないほど音圧が凄くて、圧巻の響きとなります。

 

伊東屋珈琲さんに、「えびす太鼓ブレンド」もお願いしてあり、豆と粉での販売もしますし、来てくれた方々に飲んでいただける予定です。

お神酒も用意しますので、演奏の終わった後、車の運転をしない方は、是非ゆっくりしていっていただけたらと思っております。

 

こういったスタイルでの演奏はほぼやらないので、貴重なケースになることでしょう!

 

20日は、えびす講に行って、帰りにふらっと有鄰館酒蔵へ立ち寄ってみてください。

酒蔵ので神楽太鼓の音は、桐生周辺では最高な響きなので、誰でも気軽に来ていただけたら幸いです。