Dragontone /石坂亥士

神楽太鼓奏者・石坂亥士のブログ

4月14日・15日という日

4月14日・15日という日は、もうかれこれ30年近く地元の賀茂神社の春の例大祭で神楽を舞っていた。

昨年からは、昨今の状況からそれが中止となり残念ながら今年も中止という決断が下ってしまったのだ。

facebookの記事で、8年前の投稿が出てきて、当たり前に行われていた事が、できなくなる日が来るんだなあと、あらためて思い知らされた感じがした日となった。

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そんな4月14日の朝は、畑に居た。ちょうど12日の新月をはさんでの数日間が新月期にあたり、この時期に集中して種を蒔いているのだ。

いつもお世話になっている畑友達のおじさんが、「良いもの見せてやるよ!」と声をかけてくれた。

「これ見たことあるかい!?」

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「シュロの木の花なんだよ!」

「珍しいくてさ、毎朝観察してるんだよ!」

「へえぇぇぇぇぇ、こんなのが咲くんですねー!!!」

と、朝からなんとなく縁起良い流れが始まったのだった。
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のらぼう菜の花が煌いて見えてきて、黄色の世界に引き込まれそうになる、楽いひと時も過ごすことができた。
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名前は漢字で書くと「野良坊菜」となるらしく、野良という響きがなんとなく野生を感じるように、普通の菜の花よりも、アクセントが効いている感じだ。

ちょっと調べてみたら、埼玉県飯能市周辺で古くから栽培されていたらしく、高校時代通っていたのが飯能市にある自由の森学園なので、あの界隈で育ったモノ同士相性が良いのかもしれない。
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春の例大祭の本日は、昨年に引き続き、妙義神社で奉納演奏をさせてもらえることとなり、新しい流れが始まる予感である。

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伝統芸能の神楽から、自分のスタイルの新たな神楽へと流れが変わって行くのを感じた朝となった。

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打・演・奏 Da-En-Sou!!!

人との出会いは、突然加速していくのを感じるが、今回の出会いは、まさにそれだった。

昨年の秋に急逝してしまった、トランペッターの近藤等則さん。

近藤さんとの、最後のセッションを主催したのが、ホッピー神山さんだったのだ。

そして、山本由也さんは、親友が所属していた人形劇団を主宰する方で、何度もその現場を目撃しているのである。実は、昨年の夏に山本さんと出会う機会があったのだったが、タイミングがずれてしまい、出会えずにいたところに、この話が持ち上がったのだ。

これは、ある意味偶然に見せかけて仕組まれた、必然的な企てなのではないか!?とさえ感じてしまったのだ。

そして、その勢いは止まらずに、6月初旬に公演が決定したのであります。

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ーーー フライヤー本文より ーーー
『 水無月の5日と6日、奇跡とも言えるコラボレーションライブが実現する。
 1人は、国内外から高い評価を受けている人形劇団『かわせみ座』を主宰し、独自の手法により人形を創作し自ら操る、マリオネット・アーティストの山本由也。
 もう1人は、長年日本の音楽シーンにおいて数々の著名なアーティストと作品を生み出し続け、今なお精力的に活動を続けるキーボーディストで音楽プロデューサーのホッピー神山
 ある時、ホッピーが石坂亥士のアルバム『新月神楽』を聞き、山本とのコラボライブを発案したことから、本企画はスタート。いずれは両者との共演を望んでいた石坂も、まさか『音楽王(ホッピー神山のソロアルバムのタイトル)』から誘いがくるとは予想外であった。
 昨年7月に石坂のオファーにより有鄰館で共演したトランペッターの近藤等則氏は、残念ながら10月に急逝。また、近藤が亡くなる2日前に、ホッピーは近藤とのセッションライブを行っていた。本企画は、近藤等則との縁がつなぐ公演でもある。真のアーティストとは、その生死を問わず影響を与えるものなのだろうか。まるで「表現者たるもの、喪失感に溺れている場合ではない」と言わんばかりである。
 かくして強いつながりを経てついに3者が邂逅する本公演は『打・演・奏』と銘打たれ、有鄰館酒蔵にて事前の打ち合わせ無しの即興で行われる。山本が操るマリオネットの動きの如く、予測不可能な舞台を、目撃してほしい。』


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◎打・演 ・奏 DA-EN-SOU

2021年6月5日(土)開場18:30 開演19:00

         6月6日(日)開場13:30 開演14:00

会場:桐生市有鄰館酒蔵/ 群馬県桐生市本町2-6-32

チケット:前売り 3,500円 当日 4,000円

問合せ・予約 / ishizakagaishi@gmail.com(石坂亥士公演事務局)

※本公演では記録撮影をする都合上、5日は小学生以下入場不可とさせていただき、6日の公演は、小学生以下無料にすることにいたしました。

タンポポの黄色にやられた朝

本日は、今朝の記憶として、多めの写真をアップ!!!

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最初はスギナの朝露に目が行く。
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そして、透明感ある黄色が美しかった水菜の菜の花へ。
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このタンポポを発見してからは、タンポポに集中してしまった。
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開花するエネルギーと内側へ向かうエネルギーが興味深い。
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踊っている様にも見え始め、いよいよタンポポワールドへ突入だった。
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写真の世界めそうだろうが、自分が良ければそれでいいと思うのである。
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ハナニラを側面からみると、正面からはわからないパンチの効いたエッジがまたいい感じだった。
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最後は、なにやら枯れた造形がじぶくて素敵に映り、朝の畑散歩を締めくくってくれたのでありました。
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枝垂れ桜はひっそりと

今年は、なんとなくだが桜の季節が一氣にやって来た感覚だ。

ついついソメイヨシノに目が行くが、枝垂れ桜の雰囲気が結構好きななんだと自覚した朝となった。

ここは朝ということもあってか、とにかく人があまり居ないのが良かった。

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緑も煌めいていて、葉桜になる前の半々位のタイミングが見てみたいとも思った。

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枝垂れるエネルギーを真下に寝転んで感じてみたい衝動にかられたなぁ。
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緑を楽しむ

只今、菜の花全盛期で、緑の勢いが気持ち良い季節だ。

そのまま生で食べてもそれぞれの味があって面白い。

かぶ系は甘くて美味しいが、水菜はちょっと筋張っている印象だ。

大根の種を蒔いたつもりでいたら、どうやら違うものだったようで、様子をみていたところ菜の花が咲き始め、これがまた良い味でびっくりだった。

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朝露の存在が葉っぱを引き立ててどちらも素敵に映る。
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花芽を摘んで、少ししたら茎が花のようになっていて、何やら良い感じだ。
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ひとしきり、朝のひと時を楽しむのが日課になってきている。ついついパソコンやスマホの画面を見る機会が多くなってしまうのだが、朝陽に映える葉の陰影は、目に優しい。
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奇跡的に撮れた葉の生毛のワンシーンから、何か物語が始まりそうな予感である。
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春分を祝う日

2021年の春分は、とても贅沢なライブとなった!!!

サンデールームさんが、軽食を用意してくれるという話を聞いて、楽しみにしていたのだったが、それは軽食のレベルをはるかに超えていて、祝祭の宴の様な素敵な食べ物たちが出迎えてくれたのだった。

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お彼岸なので、おはぎもあり、マリネもあり、湯葉で包んだ野沢菜漬けの混ぜごはんあり、ジャガイモのバジルペースト和え?。
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それは、見てるだけでも、幸せな感覚だった。
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春分の日を、みんなで祝うという雰囲気に満ちている素敵な会場。
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ライブでは初めて使ったバタドラム。バタドラムの正式な叩き方は知らないが、ミルフォードのワークショップを受けた時に、彼が開発した「ヤラ」、という武術のムーブメントのひとつにバタドラムの奏法の基礎になるものがあり、それをベースにしている。

大・中・小のサイズがあり、それぞれ、父・母・子という感じのセットの太鼓でもある。

家庭によっては、母・父・子という場合もある氣もするが、家族編成の太鼓というのがいいなあと思っている。

父の作るベースのリズム、そしてベースのリズムの上で、新たな土台のリズムを母が作り、その上で子どもが自由に遊ぶというものだという。子ども最高なのである。今回は、父と子の組み合わせで登場してみた。
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一本の木から作られた親子のバタドラムには、一頭の牛から選ばれた皮がそれぞれ張られて、大きく共鳴していく感じがする。

そんなバタから始めたのは、ミルフォード曰く、儀式で使う太鼓は、やはり一本の木をくり抜いた胴に、動物の皮を張ったものでなければならない!という言葉を意識してだった。

春へと完全にシフトしていくタイミングで、心身ともに目覚めていくには、バタからの導入が良かったと思うのだ。

その後、ジンべも使って、より強烈な音色を体感してもらい、ガムラン系のゴングでの低音の音浴、そして神楽太鼓で倍音の宇宙へ誘うという感じだっただろうか。

 

ひとりだけで演奏するのもありとは思うのだが、人が集まって、その場を共有することの大切さというのを、あらためて感じるライブとなりました。

 

ご来場いただいた皆さん、配信で参加してくれた皆さんをはじめ、サンデールームさん、スタッフのみんな、に心より感謝いたします。

 

また引き続き、あえて人が集まる機会を作っていきたいと思っておりますので、今後の展開を楽しみにしていただけたら幸いです。

春の音

今年、初めてのつくしが、朝露をバックに煌めいていた。俺の小指にも満たないこのつくしを取り巻く世界が幻想的にさえ見えてくる。

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そして、なずなも同じくキラキラと。。。

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子どもの頃、このなずなの緑のハートの形の部分をできるだけ多く、下方向へ注意して剥いていき、垂れ下がる様にして、それを振ると微かに「シャカシャカシャカッ」と音がする。

そんな微かな音が、なんとなく自分の「春の音」として記憶され、今でもついついやってしまう。

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最近は、気持ち良い気候になり、子どもと自転車で散歩をする機会が増えた。そんな時、いきなり「たんぽぽ、開いた、真っ黄色に・・・・・」という歌を口ずさみ始めた。普段は歌を口ずさむことはほぼ無いが、一緒に歌ってみると、より春を感じることができ、野に咲くたんぽぽが、以前よりも何故か身近な存在に感じる様になった。

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この蕾の螺旋状の造形、合掌している様にも見えて、とても好きなのだ。

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本当に、真っ黄色とはこのことだろう!!!
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春の畑の作業は、やれることが結構ある。数本残しておいた野沢菜を他の菜の花と交配しないように囲う。この白い寒冷紗を買う方が種を買うより高いので、少々迷ったが、ちょっとやってみたかったこともあり、試行錯誤してようやく完成!!!

自分としては、風の方向など計算してなかなか良いできかと思って入るが、さて、この先無事に種となってくれるかどうか。。。。

楽しみつつ、観察していきたい。
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たまたま通りかかったら、素敵な石像が畑を背に鎮座している。そして、びっくりしたのは隣に整えられた立派な松が・・・・。

この松がある事で、この仏像の風格がより際立っていた。
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小さくてかわいい紫の花。何もしていないのに春になると出現してくる。調べてみたら、「ムスカリ」というらしい。iphoneならではの地面スレスレでのショットは、普通に撮るよりその花の魅力が引き出せる様にも思えて、ついついパチリと撮ってしまい、花の写真が増えていく。

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さて本日、3月17日のSpiral Grooveは、MILFORD GRAVES/MEDITATION AMONG US!!!

実は、このアルバムが、俺のミルフォードとの初めての出会いだったのだ。勿論、アルバムを聴いたということだが。。。。

そして、土取さんと近藤さんの音を聴いたのも、このアルバムだったのだ。

多分、20歳の頃だったんでは無いだろうか・・・

時は過ぎて、土取さんと出会い、ミルフォードとも出会え、近藤さんとも出会えたのは、奇跡としか言いようがないと思える。

 

そんな、思い出のアルバムをアナログ盤で、流したいと思っております。

21時からの生放送!!!

以下リンクにて、PCもしくは、アプリをダウンロードの上試聴可能です。

FM桐生試聴方法