Dragontone /石坂亥士

神楽太鼓奏者・石坂亥士のブログ

チューリッヒにて!!!

ブリュッセルからは、レンタカーでスイスのチューリッヒを目指すことに。。。

ホテルからのタクシーは、黒塗りのベンツの大きいワゴン!!!大人5人の荷物は結構な量なので、この位の大きさの車じゃないと積めないのだ。

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と、思っていたら、レンタカーはワーゲンの小さいバンタイプで、一回り小さい・・・。

しかし、ギリギリなんとかみんなの荷物を積み込む事ができて、いざ出発!!!

三人がけに男三人が座るのは、座れるけど快適感はないにしろ、なんとか座って居られる。そんな至近距離も気にならないほど、家族の様なメンバーでの、チューリッヒまでの珍道中が始まったのだった。
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気になったスイスへの入国は、特に何のチェックもなく、難なくクリア!

チューリッヒ1回目は、禅道場での奉納の演奏と舞。
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普段から禅道場として使われている空間なので、空気感も音の響きもとても良い感じ。

最初に現地の方の尺八の演奏と、今回いろいろと手配してくれた、ひとみさんの歌があり、音で場所を開いてもらった後に、うさと座の出番となった。

入場前に、前室で静かに待っていたら、尺八の方がひょこっと現れ、「いいよいいよ、もう入っていいよ!」と、雑然とした雰囲気で呼び込まれてしまった。。。

どんな状況下でも平常心ではあるが、もう少し雰囲気あった方が良かったが・・・と思いつつ、本番スイッチをオンにして、俺から入場して、音で空間を整えていく。

そこに魂宮時くんの切れ味鋭い居合いが見事にはまっていた!!!

KNOBさんのディジュリドゥの音色も冴え渡り、神楽太鼓の音色もよく響いて、そこに魂宮時くんの舞が合わさり、うさと座の世界観が凝縮された絶妙な内容だったように思えた。

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このスキンヘッドのお爺さんが、「ROCKだったな!!!」とニコニコして、神楽太鼓を叩くジェスチャーを混じえて、自分の感想をを伝えてくれたのが、またとても嬉しかったなぁ。

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そして、常に乾杯していると言っても過言ではないが、この日は、本当にみんなニコニコで乾杯となりました!

なんと、座長の山ちゃんが誕生日ということで、歌のプレゼントまであり、楽しいひと時を過ごしたのでした。
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カリオンなる巨大な音響装置と出逢う!

ココさんのお庭で演奏した夜、カリオン弾きという方が来ていた。

カリオンとは、ベルギー辺りの独特なものらしく、教会の上層部に大小の複数の鐘を設置して、それで音階を作ってしまうという、巨大な音響装置らしい。。。

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カリオン弾きのまりこさんは、その魅力について力説してくれ、「じゃあ、連れてってよ!」という事で、そのカリオンがある教会に行くことになった。
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この塔の最上部付近にある演奏小屋まで約400段の階段を登るのだという・・・。

うさと座、みんな下駄だったが、なんとか大丈夫でありました。

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パイプオルガンを眼下に見る初めての体験!!!

迫力というか、なんというか物凄い光景だった。

パイプオルガンは、筒を鳴らすわけなので、巨大な笛が組み合わさってる様なものなのに対して、カリオンは、巨大な鐘が組み合わさっている。
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金属楽器好きとしては、やはりカリオンの方に興味をそそられてしまう。
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木の鍵盤の様な棒を押し下げる事で、巨大な鐘が鳴り響くわけだ。

少しだけ体験させてもらえて、しばし至福のひと時を味あわせてもらうことができた!!!
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通常は、ピアノの様に曲を弾くものらしいが、リズム重視で大きい低音の鐘の倍音を増幅する様に弾いてみたが、なんとなく時空を旅する音響装置の様な不思議な感覚もあり、素晴らしい体験をすることができたのだった。

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こちらでは、カリオン自体が重要文化財となっていて、カリオン弾きの方もまた、重要文化財なんだとか。

カリオン弾きの重要文化財まりこさんに、心より感謝でありました。

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記念に一枚!!!

手に持った、俺のグンタとは、物凄い差があって、笑うしかない・・・。

ブリュッセルで、ムール貝と再会する!!!

ロンドンからは、ベルギーのブリュッセルへ。

なんと、電車の旅。。。

ロンドン市内の渋滞は想像以上で、トイレに行きたくなり、車を降りてトイレを目指していたら、途中で、パスポートも財布も持っていないことに気付いたが、後の祭り。。。

運良く駅のトイレを見つけたら、お金があるシステム・・・。

係の人に、「すみません、お金を持っていなくて。。。」と言うと、鍵を開けて入れてくれ、見知らぬ人の優しさに心から感謝する瞬間を体験したのでありました。

そして、念願のムール貝の店へ!!!

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昨年のヨーロッパツアーで、ムール貝というものの美味しさを、初めて体験したお店で、なんと地ビールがとてもとても美味いときている!

バケツのような量だが、これが普通に食べきれるのには、驚いてしまう。味は、トマトバジル&ガーリック。

幸せな時間でありました。
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ブリュッセルでは、うさぶろうさんの古くからの友人のココさんのお宅でうさと服の展示会と中庭で、うさと座公演。

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9月11日ということもあり、冒頭部分でKNOBさんの献茶から始まった。

茶の湯の世界は、詳しくないが、その所作や道具を使う音が素晴らしい!!!

今回、そんなシーンに合うかと思って持ってきた明珍火箸風鈴が大活躍できて、その火箸風鈴も嬉しそうだ。
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うさと座公演は、毎回場所や状況が変わるので、それに応じて新鮮な音の響きと舞の場が出来上がっていく。

スリリングで、楽しい時間である。
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うさぶろうのパートナーさんのお墓参りをして、その帰り道に、うさぶろうさんが以前住んでいた家を訪ねてみよう!ということになった。

今の住人の方が快く家の中に入れてくれて、なんとディジュリドゥまであり、KNOBさんが吹いて、一同異次元空間を体験。

とても良く響いておりました。
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そして、葬儀をしたという教会で、うさぶろうさんが祝詞をあげ、KNOBさんと三人で奉納演奏を。

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教会という巨大な音響装置に響きわたる音を聴いて、やはり響きには、真実が現れるんだなぁ。

と、しみじみ感じ入った時間でありました。
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そして、旅はまだ続く・・・。

Hannahsは、親友ピートとの再会から始まった!

昨年こっちで、不思議な出会いで仲良くなったピートと再会!!!

彼が兵役の時に一緒にいた友人に、俺がそっくりだ!!!ということで、ほぼ英語は話せないのだが、魂の兄弟という感じなのだ。

ピートも、今回のうさとのショーのモデルで出演してくれるというので、とても嬉しい!

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そして、不思議と朝は早くから目が覚めてしまうので、朝の空の色など見ることができて、やけに充実しております。
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今回のは、なかなかにタイトなスケジュールとなっていて、11時から12時過ぎまで、うさと座茶会、14時からショーのスタート。

うさと座茶会は、現地在住のちえこさんから、畳屋お茶道具をお借りして、会場を整えていく。そして、当日は、彼女自身も裏でお茶をたててくれるという、猛烈なバックアップで参加してくれるという心意気。心より感謝であります。

現地のススキを、茶席の奥に生けて、日本人が大切にしている、削ぎ落としつつも、風流な場をつくっていく。

ススキのまわりには、日本で言う篠竹の様な細めの竹を紐で束ねた即席の花瓶が出来上がっている。座長の山ちゃん作。

KNOBさんは、茶席の設えを、魂宮時くんは、居合の場所の確認や、その周りの場所の物の配置を整えていく。

会場入口には、丸い石が2つ置かれて、結界が作られていた。

それぞれできる仕事を淡々とこなしつつも、その場でできる一番気持ちの良い空間を探っていく。
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ショーの舞台の方は、今回参加してくれている、音楽家の岡野さんが、テクニカル面もろもろ頑張ってくれて、準備が進んでいった。

普段はやらないリハーサルが、新鮮でもあり少し面倒でもあったが、必要な事はやらねばならないので、最高の本番へ向けて前向きな時間をみんなで共有できたと思える。
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空も喜んでいる様で、群馬の榛名神社の山門に彫刻されている龍の様な雲が踊っている。
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本番は、まさにあっという間に過ぎ去っていった。

勿論、両方共に素晴らしい時間となりました!

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妹の同級生のもとこさんが、ルイス君と4時間以上かけて見に来てくれて、嬉しい再会をすることができた!
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90歳を超えたピートは、会うたびに若返っている印象だ。

しかし最近は、5人の友人が亡くなってしまい、とても寂しい気持ちだったが、今回、新たに俺たち5人がやって来て、新しく5人の友人ができて、久しぶりにあたたかい気持ちになったと言っていた。

歳の離れた親友が、イギリスに居るというのは、とても幸せな気持ちになるなぁ。
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そして、ピートが描いてくれた絵が最高!!!

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グラストンベリーを経由して

第一の公演場所は、6月に下見に訪れた、ニュートンアボットにあるhannahsという施設。

その前に、グラストンベリーのチャリス・ウェルの泉へ。

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ここは癒しのスポットらしく、泉から湧き出る水の流れを中心にして、やけに気持ちが良いスポットだった。

泉の湧き出る場所で、KNOBさんが五十鈴を鳴らしてくれて、気持ちの良い音が響いた。

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ガーデン内の道には、こんなアンモナイトを中心に石が埋められていて、目を楽しませてくれる。
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グラストンベリーの丘の上の塔もちょうど見え、昨年あの塔の中で、奉納演奏をしたのを思い出す。

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この二本の木の間が、氣の流れがいいのだと思うが、やけに気持ち良い風が吹いてきていたなぁ。
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今回の出演者で記念写真を!撮影は、座長の山ちゃん!

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街中には、自転車の荷台にジンベをくくりつけて、前には子どもを乗せている人が。

そんなのが、よく似合うおおらかな街でありました。
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国が変われば雲の見え方も違うようで、興味深い。
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そして、本日の日の出も見れて、幸先良い始まりとなりました!
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気がつけばロンドンに。

巨大台風がやって来ているタイミングだったが、羽田空港から11時半位には、問題なく出発できた。

子どもの頃、ミニカーが大好きで、役割も知らず遊んでいたこの車、飛行機を引っ張るものだったのを実際に見ることができ、密かに喜びつつ飛行機へ!!!

そして、無事にロンドンに到着!

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イギリスは、やはりフィッシュ&チップス!!!だが、これは、岡野さんのもの。自分では、少し軽めにベジタブルバーガーを。

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基本的に、ポテトは多目なので、結構お腹いっぱいになってしまう。

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何故か、キングサイズのベッドがある部屋しかなくて、小さい簡易ベッドを入れてもらうが、あまりの差に自分でも笑ってしまうほどの、格差が・・・。

勿論、キングサイズにはKNOBさんに寝てもらった。

しかし、この小ささが、結構気持ちよくて、10時間以上寝てしまったのだった。

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螺旋のグルーブ 神楽man-da-la

都内でのソロ公演プロジェクトが、いよいよ実を結び、動き始めることに!!!

良き仲間に恵まれ、同じ感覚を共有して、一緒に一つの公演を創り上げていくのは、本当に気持ちの良いことだと思える。

 

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◎石坂亥士ソロライブ 螺旋のグルーブ 〜神楽 man-da-la〜

2018年11月25日(日)開場 13:30 開演 14:00

会場:求道会館/東京都文京区本郷6丁目20番5号

[最寄駅]「東大前駅」〜徒歩7分/「春日駅」〜徒歩10分/ 「本郷三丁目駅」〜徒歩17分

http://www.kyudo-kaikan.org/top.html

〜求道会館について〜

「求道会館は創立者近角常観(ちかずみじょうかん)が浄土真宗の信仰に基づき、仏教によって結ばれる交流を深める場として大正4年に建立された教会堂です。

優れた歴史的建造物として、東京都の指定有形文化財となっております。」

 

チケット:一般4,000円 高・大学生2,000円(共に当日券のみ・中学生以下無料・乳幼児可)

お問合せ link.to.as@gmail.com / 090-4965-9005(ストウ)

[スタッフ] 照明:中田円 舞台監督:高峯一憲 記録:須藤亜弥子 広報:後藤良子 

[写真] 康欣和 須藤亜弥子 泉谷典彦 堀田晃子 前田智恵子 西原直紀(デザイン)

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フライヤーのデザインは、いつものデザイナー西原直紀君。題名とイメージを伝えると、デーンッと神楽太鼓が最前線に躍り出たものができあがってきた。

個人的に、大切にしているのは、違和感である。これは、もう好みでしかないが、そつなくまとめられているデザインよりも、「なんだ???これは???」という風に???が出てしまうが、つい見てしまう様なものが好みなのである。

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ーーー以下フライヤーよりーーー

 

の渦のように吹き廻る風は、

一瞬、

石坂亥士の体内にとどまり、

体温を吸って音に結晶する。

 

       荒地かおる

(風の鼓動 石坂亥士のパーカッションより)

 

神楽曼陀羅の音世界

「神楽」の本来持っている意味とは、日本人の大切にしてきたであろう、古代から脈々と流れ続ける、自然への畏敬の念や、奥深い身体感覚、音やリズムの本質といったものが含まれているはずなのである。

そして、自然と人、人と人、音や舞と空間、様々なモノ同士が調和し合っていく時に、立ち上がってくるエネルギーの場を「神楽」と呼んだ氣がする。

様々な場所で即興演奏で「神楽」の音世界を追求する中で、その音の世界が満ちて来る時、必ずと言っていいほど、何処からともなく気持ちのよい風が吹いてくるのが不思議でならない。

                           石坂亥士

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阿弥陀如来さまが、ど真ん中に鎮座するという、この求道会館。教会と寺院が融合された様な空間で、おおらかな空気に満ちております。

 

神楽太鼓や銅鑼の響きの中に、ある程度まとまった時間身を置かないと味わえない感覚がある。

反復するリズム、そして倍音、そんな螺旋のグルーブに身を委ねることで、身体中の細胞が活性化し、不思議と心身共に整ってくるようで、温泉ならぬ、音泉効果があるのかと思います。

 

都内方面でのソロライブは、なかなかしないので、とても貴重な機会になるかと思われます。タイミング合う方は、是非足をお運びいただければ幸いです。