10月26日は、都内から前橋に直行だった。
フリッツアートセンターに、カナウニワという絵本の様な空間を作るプロジェクトが進行中で、その一環で、井戸も掘っていて、その水を汲み上げるお祝いに出演することになっていたのだ。
荒井良二さんが井戸の回りの石に石で刻み込んで行く原初的なモチーフがなんとも素敵だった。
二日目に行ってみると、絵は進化をとげていて、とても良い感じに!!!
特に打ち合わせも無く、14時から始めるということしかなく・・・。
ノープランなのが、即興演奏家向きな祝いの儀式だった。
なんの前触れもなく、大銅鑼の音が響き渡り、一気に雰囲気を祝いの儀式的空間へと変換しいく。
何が起こるのか、どの様にこの場で荒井さんが絵を描いていくのかも分からなかったが、荒井さんはその場に居合わせた子どもたちを引き連れて、石に文様を刻み込むん様に絵を描いていく。。。
それを真似して、子どもたちも石で石に線を刻んでいく。
きっと、ある意味、荒井さんも俺も、子どものチャンネルのまま大人になった様なものなので、みんな子どものワクワクする空気が空間に満ちて行ったのが素敵だった。
サウンドデザインというのがあるが、きっと荒井さんと俺をこの場にセッティングした、フリッツアートセンターの小見さんが、何事かを起こそうとして画策した人選だったんだろうなあ・・・と。
井戸ポンプには、何故か「DRAGON」表記が!!!!
これもまた必然だったかもしれない。
数年後が楽しみな場所が誕生したなあ。