Dragontone /石坂亥士

神楽太鼓奏者・石坂亥士のブログ

日々の目線は変化していくもんである。

先月の20日は、毎年恒例となっている、えびす講でのえびす太鼓の奉納演奏があった。実は、毎年この時に幼なじみの「たかちゃん」が見に来てくれていて、「ひさしぶりだよねー!」という会話が毎年恒例ともなっている。

そんな「たかちゃん!」は、実は桐生が岡動物園の園長になっているのだ。

幼なじみが親しみのある動物園の園長になっているのは、とても嬉しくもあり、何故か動物園を身近に感じるもんだなあと思う。

f:id:dragontone:20191121200741j:plainということで、久しぶりに動物園に行ってみた。

動物園というものには、賛否両論はあるだろうが、キリンが見れるのは、無条件に嬉しいし、その大きさと雰囲気を体験できるのはありがたい。

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そして、初めて気がついたキリンの毛皮とシマウマの毛皮。。。

これは、個人的にとてもツボで、まじまじと触り比べてしまった。

自分の使っている神楽太鼓が馬の皮なので、シマウマから触ってみると・・・・。

とても固くてビックリしてしまった。「ガリガリ」言うほどに固い。

その反面、キリンのものは手触り良い感じだった。

勿論、生きている時は柔らかいに違いないのだろうが、この状態になっての個体差は、その動物の持つ自然環境への適応の関係なのかな?と、シマウマは、きっとライオンなどに襲われた時にも多少皮が強い方が生き伸びる可能性が増すことが出来るからかな?とか推理したりして、この何気ない毛皮に触れるコーナーの奥深さに感謝しつつ、毛皮体験したのだった。

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夕陽が映る利根大堰。ここを通ると、先日の台風の増水を思い出す。

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落ち葉や花が、目を楽しませてくれるもの嬉しい。

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この時期の冷えた空気がそう見せるのだろうか、とても綺麗に見える。

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たまたま立ち寄った公衆トイレでは、小便用の自動洗浄の装置のネーミングにビックリ!!!

DELMANとは・・・・。何気ない日常の行動が、一変、楽しい気持ちにさせて帰してもらうことができた。

でるまん、恐るべし!!!

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地元では、このカマキリは「拝みジョウロ」と呼ばれている。子どもの頃は、このカマキリが道で息絶えそうな時に目を合わされて拝まれるとたたられるので、気をつけろ!と言われていた、特別なカマキリなのだ。

今回は、拝まれているものの、元気なので記念に一枚撮らせてもらった。

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桐生は、やはり赤城山である。何気なく見ているが、この日は陰影が印象的だった。

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一応、今月の演奏の告知を!!!

ガツンとしたソロライブは、この冬至の耳飾り館のもので、今年は打ち止めとなるので、これは、無料なこともありますが、超おすすめ!!!!

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セッション的には、28日のこの企画!!!

「暮れる亥」

亥年の最後の最後に、自由気ままに絶妙なバランスのメンバーでの即興セッション。

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本日の日の出は、なかなかにエネルギッシュで。。。

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光の輪が印象的な、美しい朝のひと時を過ごすことができた。

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月一親子ワークショップ in 桐生

2019年のラストとなる、親子ワークショップが、今度の日曜に開催!!!

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前回は、子どもたちに、ジンベには乗られ、人間タワーにもなり、なかなかのハードなワークショップとなった。

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「子ども大好き!!!」

というキャッチコピーが思い浮かんでしまうほどの、4人の子どもに乗っかられてしまい、小さな盛り上がりをみせておりました。さて、今回はどんな流れとなるのやら。。。

楽しみであります。
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◎こども&親子でワークショップ【桐生】
日時:12月8日(日)14:00〜16:00

会場:桐生市市民文化会館 地下1Fリハーサル室2

参加費(前橋・桐生共通):1人1,000円
※同居の家族が3人以上参加の場合は3人目以降は1人500円

*見学及び初参加は無料です!!

*参加を希望される方は、実施日の前日までにお知らせください。

問合せ・申し込み kaguradubla@gmail.com


【前橋】12月21日(土)14:00〜15:00頃

前橋市第一コミュニティセンター

 

渋目の紅葉が妙に美しい

きっと、いろいろなタイミングというものがあるんだろう。

10代の頃通っていた、大東文化大学高坂キャンパスは、埼玉県東松山市高坂にある。

そこから数分の岩殿観音へ。。。。

色鮮やかな紅葉だけがいいわけじゃないんだなあ、としみじみ感じ入ってしまった。

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岩殿観音の石段に落ちている渋目の紅葉が、石の表情とマッチして、何故かやけに美しく見えてしまった。
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年をとったかな?とも思うが、この渋さは、日本の文化が本来持っている、侘び寂び的な感覚とも思える。
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「おーーーっと!」声を上げるほどの狛犬には、そうそうは出会えないが、2年以上も通っていた場所の間近にこれほどの狛犬が鎮座していようとは・・・。
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そして、山門の仁王像は、半端じゃない迫力だった。
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なんと、この仁王像の立ちはだかる山門の脇の建物で演奏したことがあったのを思い出したのだった。
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駐車場をはさんで、物見山という表記があり、その先の空に、やけに雰囲気ある雲があったので、行ってみた!!!
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物見山といういだけあり、この界隈の関東平野が見渡せる景観だった。

スコーンっと、開けた物見山の頂上付近は、なかなかの清々しさだった。

松の葉が気持よいほどにビンビンと隆起している。
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まさに龍が住まう松という雰囲気だった。
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まあ、もう12月でもはあり冬には違いないのだが、遅い秋とでも言ったらいのだろうか、季節が移ろう空気感というのは、なんだか良いもんだと思えた夕刻のひと時でありました。

Kureru Inoshishi -暮れる亥-

今年は、ダンサーの山賀ざくろさんが還暦を迎えるという!おめでたい年でもあり、俺も亥年なのと、仲間の高峯君、あやちゃんと、年男年女として亥年を祝う機会を作ることになった。

9月に行われた「紅の亥-Kurenai no Inoshishi-」から始まり、10月には「十二支どどどん!!!」で完結するはずだったのだが・・・。

先日、ざくろさんと雑談していたら、せっかくなので、亥年ラストの即興セッションの機会を設けることになった次第!!!

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即興の解釈は千差万別なので、正直なところ正解はないと思う。

そんな中でも、ミルフォード・グレイヴスから師匠の土取さんを経由して、自分の感じている即興感覚を一緒に体感できるメンバーというのは、非常に限られる。

今回は、今まで共演してきた中でも、そんな即興感覚を共有しながら、その場を一緒に作っていけるメンバーのみでのセッションが実現した。

群馬県産ユニーク・スリリング・リズムバトル系の即興セッションという感じだろうか!

 

-------詳細------

◎暮れる亥 -Kureru Inoshishi-

2019年12月28日(土)open 13:45 start 14:00

チケット 2,000円(小学生以下無料)

会場:前橋市第一コミュニティセンター

前橋市大手町2丁目16番4号(桃井小学校併設)

申し込み zakuro@smile.ocn.ne.jp(山賀)

 

以下、自分の感じるままに、勝手に出演者紹介!!!

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山賀ざくろ【踊り】

ユニークな中にもその背後には、繊細な思考回路があり、その思考回路が壊れていくのを、今回は是非とも見てみたいところ!
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石坂亥士【神楽太鼓・パーカッション】

神楽太鼓を中心に、好き勝手なフリースタイルな打楽器奏者として、リズムの奥深さを追求中!

本番は、こじんまりまとまらない方向へ、シフトして行くのが好みである。
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タケシ・コバヤシ【シンセサイザー・電子音響機器】

彼の創る音像は、とにかくセンスが良く、絶妙なバランス感覚を持ちつつも攻めるところはガンガンくる。数年ネパールに住んでいたという海外での経験も、その音のセンスに影響を及ぼしているのではないか!
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大澤和樹【ドラム・パーカッション】

高崎サンガムのオーナーとして、ジャズからアフリカン、民族系のライブ、即興セッションなどのライブを企画運営している。

ドラムセットからムビラ、アフリカンパーカッションまでこなす、清々しいグルーブを創り出せる稀なパーカッショニスト

 

 

 

「暮れる亥」もしくは「暮れの亥」

亥年も、残すところあと一月とちょっと。。。

年男として、12年に一度の亥年の最後に、締めのライブをやっちゃおう!!!

ということで、暮れも押し迫った、12月28日(土)の15時開演予定で、場所は、前橋第一コミュニティセンターにて開催決定!!!

詳細未定なのでハッキリしてないですが、チケットは、多分2,000円位かと。

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メンバーは、今年還暦の年男、ダンサー山賀ざくろ!!!

職人的いぶし銀な、シンセを中心としたエレクトリックサウンドのTakeshi Kobayashi!!!

高崎サンガムのオーナーであり、ドラムからパーカッションまでこなす大澤和樹!!!

そして、神楽太鼓&自由気ままな打楽器演奏の石坂亥士!!!

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面白くなるしかないメンバーでの、亥年の総決算となる予感。。。

 

取り急ぎ、ご興味ある方は、是非とも予定の確保を!!!

 

詳細決まり次第、随時アップいたします。

 

ゑびす太鼓2019

11月20日、桐生のゑびす講にて、ゑびす太鼓の奉納を無事に終えることができた。

ゑびす講は、桐生西宮神社の祭礼だが、美和神社の境内にある神楽殿での奉納演奏となっている。

何故かと言えば、西宮神社が美和神社の境内社ということで、美和神社の境内を中心にして、ゑびす講は開催されいるということなのである。

個人的には、この美和神社の落ち着いた雰囲気が気に入っているので、この神楽殿で奉納演奏できることは、とても嬉しい。

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西宮神社の隣には、金毘羅神社がひっそりと鎮座している。

こちらには、あまりお参りする人が居ないのだが、ここの金毘羅神社の種銭は、最強ではないかと勝手に思っているのだ!!!

いつもはおじいさんが番をしているのだが、今年はおばあさんだった。
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この奉納演奏で、法螺貝を使ったのは初めてかもしれない。何故か今年は法螺貝を持って行こう!!!と閃いてしまったのだった。

楽殿に出て法螺貝を吹くと、どこからともなく強い風が吹いてきて、何やら超儀式的な雰囲気が醸し出されていたような・・・。

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あまり撮ったことのないショットだが、神楽殿から見る景色は、こんな感じなのである。

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こんなご時世なので、福まきのご利益をなんとしてもゲットしたい方々の熱気は、もの凄い。

結構な人だかりになっているが、福まきの袋が無くなると、9割方の人々は「さーっ」と潮が引けるように帰っていく。まあ、今の日本というのは、こんな感じだから、今の政権が続いているんだろうなあと思えてしまう。

司法がしっかりしていれば、逮捕されている人が首相続投なのは、政治に興味のない俺でさえ不思議でならないが・・・・。

と言っても、残りの1割の方は残って演奏を聴いている。年を追うごとに残る方の人数は増えているので、マニアックな方も育ってきているのだと思うのだ。
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こういった雑多な場での奉納演奏というのは、非常にありがたい機会だと思える。見ている人達の「ご利益第一!ご利益第一!」というギラギラしたエネルギーに影響されることなく、自分の好き勝手に音を紡いでいくわけである。

そして、9割の方々が去った後の、清々しい空間となってからが、トップギヤに入れて、本当の意味での奉納演奏となる氣がしている。

 

来年は、ゑびす太鼓が始まって、20年の節目となる。よく続いてきたもんだなあと、自分でもビックリである。おそらく日本の中でも、即興演奏での奉納が、ある程度の期間続いて伝統となっているのは少ないはずなので、なかなか貴重かもしれない。

 

来年も11月20日に奉納することになっているので、ご興味ある方は、是非おいでください!!!

 

螺旋のグルーブ 〜冬至の祈りのカタチ〜

今年は、縁あって榛東村の耳飾り館で、夏至冬至の二本立てでの演奏会が企画された。

まだまだと思っていたら、約一月後には冬至である。

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約1時間ほどの演奏を予定しているので、ほぼ通常のライブとなんら変わらない内容だが、榛東村耳飾り館主催なので、なんと無料!!!

 

要予約とのことで、申し込み順になっているので、ご興味ある方は、是非ご予約を!!!

 

◎螺旋のグルーブ 〜冬至の祈りのカタチ〜

12月22日(日曜)

開場13:30  開演14:00

会場:榛東村耳飾り館・ロビー(入場無料)

群馬県北群馬郡榛東村山子田1912

申し込み方法は電話にて(0279-54-1133)

※担当:牧島さんまで

定員 40名(先着順)