Dragontone /石坂亥士

神楽太鼓奏者・石坂亥士のブログ

「寅壱」と「うさと」

冬は、花が少ないが、今の時期にも咲くものがある。いつも花を飾っているシバとガネーシャに何か飾ろうかと蝋梅を取りに行くと、ちょうど花が朝陽に映えて煌めいている瞬間だった。

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昨夜は、群馬の友人知人から明日のライブの予約が入り、さすが群馬!!!と思いながら就寝したのだった。
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今朝は、いそいそと洗濯をしたのだが、不思議な共通点を見つけてしまい、やけに納得してしまった。
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とにかく冬は、ヘビーローテーションとなっている「うさと」の作務衣。はじめは藍染のものを手に入れて、そればかり着ていたのだが、昨年末に、この紫系のものをゲットすることができたので、藍染とこの二着のローテーションなのだ。

この作務衣は、本当に良くできている!!!

まあ、うさぶろうさんがデザインしているので、当たり前ではあるが、とにかく丈夫で温かいのが嬉しい。また、袖口とズボンの裾がボタンで調整できるので、非常に動きやすくて機能的だ。
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こちらは、職人御用達の「寅壱」の刺子の鳶装束の上下だ。これは冬の最強の普段着として着用している。上下で着ると、もう職人にしか見えないだろうが、防寒性能は凄まじいし、着心地も満点でとにかく機能性は最上級だと思う。

勿論、軽くてもっと温かいダウンや山岳用品はあるが、静電気が嫌いなので、とにかく綿の服が好きなのだ。

そんな冬にメインで着ているのが、「うさと」と「寅壱」なのだ。
f:id:dragontone:20210108104308j:imageよく見れば、双方同じ場所にトレードマークが縫い付けられている。
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そう言えば、うさとのムササビパンツで、職人の店に入ったら、お店のおばちゃんに、「にいさん、良いニッカ履いてるね!」って言われたことあったのを思い出した。

この寅壱鳶装束は、現在廃盤になっていて、古き良き寅壱の代表的装束だ。

寅壱」と「うさと」の以外な共通点、個人的に結構嬉しいと思ってしまった朝でありました。

さて、明日のライブは、作務衣の上に寅壱鳶装束を羽織って行こうか!!!

 

大自然の摂理の如くありたいと思う

昨日の朝、水を汲んだ場所の傍らには、こんな素敵な氷の造形が!!!

水が温度によって姿を変容させているのが、なんとも美しく映る。

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ドングリもまた然り。

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この雰囲気ある雲の向こう側には、富士山が鎮座している。

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巷では、緊急事態宣言なんだとか!?

自分のような表現者は、正直な話、常に緊急事態宣言のようなもんなので、氣にもしていなかったが、昨夜から9日の「初神楽」の予約のキャンセルが続々と入り、自分が把握している全ての方がキャンセルとなった。

ある意味、天晴れ!!!と思ってしまった。

 

そんなことで、今回の「初神楽」に集うメンバーは、強者の群馬県勢となる予感大である。

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今、自分自身が何を信じて、何を大切にしているのか!?という感覚が、これからを生きていくのに必要なのではないかと思えてならない。

いろんな意味で、全てがふるいにかけられているんだろうなぁと。。。

 

演奏自体は、緊急事態宣言を追い風にして、ガンガンいくつもりなので、非常におすすめかと!!!

 

詳細は、以下リンクより!

dragontone.hatenablog.com

 

 

 

 

富士山方面へ

三が日も終わったので、勝手な妄想だろうが富士山に呼ばれているということにして、富士吉田の不動湯へ行くことにした。目の前に現れたのは、龍の様な雲が山頂付近から湧き立っている富士山だった。

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急遽閃いて、魔王天神社へ。今回、不思議に法螺貝を持って来ていたので、一応持って行ってみることにした。
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最初に来た時には、その名前にびっくりして来てみたのだったが、厳しくも素敵な神社だったので、なんとなく氣が向いた時に挨拶に寄っているのだ。山自体の存在感が、自分と相性がいい感じがしている。

やはり、少し厳しい雰囲気があり、山を御神体にしている神社と縁があるみたいで、津軽岩木山をはじめ、群馬の妙義山、バリのアグン山などと通じるものが、この魔王天神社にもある感じなのだ。
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なんとなく、一番奥に鎮座している、小御岳本宮で法螺貝を吹いてみた。そこから見た富士山は、木立越しだが雰囲気抜群だった。
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木立がワサワサしている。
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陽の光が絶妙な雰囲気で差し込んで、幻想的だった。
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夕陽に映える富士山をバックに、おびただしいカラスが飛翔している光景がまた面白かった。

こんな、魔王天神社から始まった、富士山周辺のエネルギーを、9日に行われる、今年の初ライブで音へと変換することになると思うのである。

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詳細は、以下リンクのブログ記事より!!!

dragontone.hatenablog.com

静かな正月三が日。

2021年の始まりは、静かに過ぎております。

二日は、やけに跳んでるように写る土手にて、空へ!!!

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三日は、念願のたくあんを漬けることができた。
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たくあん用の大根を育ててみたので、それを使ってトライしてみた。どうなるかは分からないが、楽しみではある。
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そして、ちょうど良い重石がなかったので、河原で調達!

真ん中には、糸魚川で拾った姫川薬石を入れてみた。さて、どんなたくあんになるんだろう。

幸運にも、柿の皮を干したものをいただいたので、たっぷりと入れることができた。柿の皮を入れると、とても美味しくなるらしい。
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なんにしても、楽しみがひとつ増えたのが嬉しい!!!

 

2021初日の出へ

特に決めていたわけではないのだったが、6時前に目が覚めたので、せっかくなので初日の出に出かけてみることにした。駐車場に停めてある、愛車サクシードのフロントガラスには霜も降りていないが、何故か隣のアクアのガラスは凍っていた。もしかして、古い車種の方がガラス的に良いのかもしれないのか???

日中は、普通の営業車にしか見えないまるっきりのノーマルだが、朝方の暗がりでのシルエットは、なかなかソリッドで雰囲気あるもんだった。

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結構空も白んで来ている中、それなりに人も初日の出見物に出て来ている。日の出と逆の空模様はとにかく美しかった。f:id:dragontone:20210101075356j:image

多くの日本人がそうなのかもしれないが、そのものしか見ない傾向が強いのかもしれない。。。

反対側に展開している、こんな美しい空模様を楽しむ人は皆無だった。
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富士山もなかなかの彩で、正月から縁起良いものを見ることができた。
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いよいよ朝陽が出現。
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せっかくなので、この初日の出を先日手にいれた亀の甲羅の中に入れてみたくなってしまった!!!
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良い感じに日は昇っていく。
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亀の甲羅の中で発光する初日の出!!!

自己満足度は120パーセント。
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そして、勿論、グンタも初日の出の光に!!!
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雑然とした橋のたもとではあったが、グンタを鳴らすと、そこは一氣にバリの空気が漂い始め、ある種バリの寺院のような聖域へ空間移動したかの錯覚に陥る。

どんな所でも氣の持ちようでどのようにでもなるのかもしれない。
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最後に、昨日作った麻の縄も日光浴して、これを亀の甲羅に通して、これからワークショップで使っていく予定なのだ。

撮ってみて思ったが、麻の縄と初日の出が、やけに良い雰囲気だ。
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初日の出に向かって、囃子を奉納する地元の方々。「あれっ、間違っちゃったから、もう一回!」とかいながら素晴らしい雰囲気を醸し出していた!!!

上手い下手は別にして、本当に縁起良いものを聴くことができた。
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しかし、雰囲気ある皆さんでありました。

地域芸能の感覚を少し味わうこともできて、なかなか濃い元旦となりました。
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冬至・妙義神社

冬至の朝、不思議な感覚から目が覚めた。何故かゴングの音が遠くで鳴っているなあ・・・、という具合。

結局その音は、近所のお寺の鐘の音だったのだが、やけに気持ち良い目覚めだった。

昨日、渋川の友人の所に、トマトを頂きに行ってきたのだが、その時に妙義神社の話題となったのが脳裏にあったのか、「そうだ、妙義神社へ行こう!」と出発したのだった。

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運良く、車中から日の出にも遭遇することができ、冬至のお日様のエネルギーを感じることもできた!

なんだか、柔らかな印象だった。
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早朝の妙義神社の空気は、キリリッと引き締まり、手袋をしていない手が痛くなるほど冷え込んでいた。
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拝殿にお参りして、お気に入りの巨石にグンタの響きを届ける。その後帰ろうとしたら、これまた神々しい瞬間に立ち会うこともできた。日の出は過ぎていたが、ちょうど金龍の背後に朝陽が昇って金龍が輝き始めたではないか!!!

勝手な思い込みであはるが、金龍とほんの少しだけ意思疎通ができた様な素敵な瞬間だった。
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そして、拝殿を後にして、この門を見れば、異次元へのゲートの様にも感じられ、この神域が普通なのか下界が普通なのか一瞬時間が止まった感覚を覚えたのだった。
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建物の配置、もろもろ計算し尽くされているんだろうが、妙義神社マジックだったなあ。。。
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来年も、ここに何度も来ることになるのを予見させる、冬至の朝となったのでありました。

立春大吉2021

毎年開催している、「立春大吉」ソロライブですが、2月4日に開催を予定していたところ、群馬県の警戒レベルが上がったらしく17時に有鄰館が閉館になることとなり、2021年の立春大吉ソロライブは、日程を変更することにしました!!!

日程は、2月14日(日)14時半開場、15時開演。

コロナ・コロナと騒つく世の中ではありますが、2021年もやれる範囲で積極的に演奏活動を展開していく予定です。ひとまず、「立春大吉」ソロライブは、2月14日で開催する予定ですが、大きな変更ありましたら、このブログにて情報発信しますので、よろしくお願いします。

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2月4日の立春の日の朝、基本的にどこかの湧水を汲みに行って、その水で墨をすってお札を書いており、ここ2年ほどは、お札用の和紙を、常葉工房の青木さんに協力していただき、漉いている。

例年、ご来場いただいた皆さんにお札を渡しているのだが、2021年からは、ライブ配信という新たな方法も追加され、ライブ配信を申し込んでいただいた方にも、国内外問わず発送できる場合は、後日お札を送りたいと思っております。そんなこともあり、ある程度の枚数を把握しておく必要がありまして、予約していただけたら、非常にありがたいです。

以下の写真の様に書いております。演奏している時間よりも、お札を書いている時間の方がだいぶ長いんです。。。

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立春大吉ソロライブ

2021年2月14日(日)

開場14時半 開演 15時

会場:桐生市有鄰館煉瓦蔵

群馬県桐生市本町2-6-32

ticket 4,000円

※小学生以下無料

予約・問合せ/ ishizakagaishi@gmail.com[石坂亥士公演事務局]

ライブ配信の詳細は、決まり次第お知らせいたします。