Dragontone /石坂亥士

神楽太鼓奏者・石坂亥士のブログ

初神楽2021@サンデールーム

 

昨日は、ソロライブ「初神楽」を無事に開催することができました。この状況下にも関わらず、サンデールームさんの変わらないスタンスと、集まっていただいた皆さんに、心より感謝いたします。

このタイミングで「初神楽」を開催してみて感じたことがある。

同じ感覚を共有できることの大切さと、芸能の本質のひとつは、人が集って、なんらかの感覚を共有する場を、その場に居る全員で創り上げていくことなのではないかということだった。

そして「初神楽」の音は、集まってくれた皆さん、残念ながら会場に来れずとも遠隔で心を合わせてくれた皆さん、そして、会場となったサンデールーム関係者の皆さん、スタッフ陣、演奏者の自分を含めた全員の感覚が響鳴したものだった様に感じた。

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サンデールームに向かう途中で、縁起良く、車の距離計が222,222キロとなったので、記念

に一枚!!!

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今年は、なんとなく法螺貝の音から初めてみたかった。この立派な法螺貝は、友人の高橋さんからもらったもので、その時は、貝のままだった。しっぽの部分をカットして吹けるようにしたものだ。螺旋状になっているので、音も螺旋を描いて拡散してくはずなのだ。

そして、ゲタベラというスリランカの太鼓の空間を切り裂く様な音で、不必要なものを払うイメージから始まり、近藤さんのスンダゴング、平太鼓、武漢ゴング、神楽太鼓という順に響かせていった。

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風の時代になったという話は、あちこちで耳にするが、「初神楽」で音を奏でてみた演奏家としての実感としては、音の響きやリズム、感覚がより自由になったなあ、ということだ。

風の時代になったから、いきなり何かが変化するということではなく、活動や物事を継続して行なっていることで、次につながる何かが非常に興味深く、良い方向への変化として実際に現れてくるということなのだと思えた、「初神楽」となりました。

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次回のサンデールームでの演奏は、春分の日に開催予定になりました!!!