Dragontone /石坂亥士

神楽太鼓奏者・石坂亥士のブログ

神楽ノ宇宙 〜冬至の祈り〜 を終えて

2021年の締めくくりとなる、冬至のライブを無事に終えることができた。

参加してくれた皆さんをはじめ、サンデールームさんに、心より感謝です。

冬至を過ぎたあたりから、空の様子が興味深く、面白い光景に出くわすことが多くなった氣がする今日この頃。

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初神楽(1/9)→春分(3/20)→夏至(6/21)→秋分(9/23)→冬至(12/22)。

と、2021年の節目の日に、全てサンデールームさんでライブをやらせてもらえたという奇跡。

2021年は、サンデールームから始まりサンデールームで結実したという事実は、凄まじいことだと思ってしまう。

恐らく、今後の演奏家人生の中で、同じ年の季節の節目を、全て同じ場所でライブを開催するという事が、はたしてできるのか!?

である。

今回節目ごとにライブをやってみて思ったが、毎日のその瞬間瞬間を大切に過ごすことを経過しつつの、節目の日ということなのだ。

という事は、毎日が祝祭ということでもあるのだと思うに至った次第。

映画の世界の様な不可思議な世の中にあって、毎日を無事に楽しく生きられることこそ即興演奏家としては大切なんだと感じている。

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今回の冬至のライブの時に、背後に飾られた素敵な黄色い絵の効果は絶大だったんだと写真で知った感じだ。

この絵は、吉田エリさんの作品で、龍の絵とのこと。大銅鑼の音は、この龍の絵に向けて放たれ、そしてこの絵に反射して会場に鳴り響いて行った。。。

何故か、いつもよりもあたたかく感じる音と高音の中にも畝る低音が、龍が天空へと昇っていくようなイメージでもあったのが印象的だった。

実は、この大銅鑼を購入して初めて音を出した時、あまりにも濃密な音が出現し、この大銅鑼の中には確実に何かが住んでいるのではないか!?と感じて、龍の唸りの様な印象を受けたのを思い出してしまった。

そして、来年の1月10日には、サンデールームさんで、この吉田エリさんの龍を描くワークショップが開催され、その仕上げとして、描いた絵に魂を入れる様な演奏を頼まれている。

なんと、2022年も始まりはサンデールームという流れが出来上がってしまったことにビックリである。

詳細は、以下リンクにて!!!!

atelier-ys.jp

クリスマスの日は、プチ湯治へ!!!

富士山の上に飛翔する龍の様な雲とも遭遇。

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お風呂で一緒になったおじさんは、「このコロナで2年間来れなくてさあ。。。」

と話かけてきたので、俺は常に来ているので、「結構来てますよ!」と答えておいた。

「どうだい、テレワークはできてるかい!?」というので、やってはいないが、まあ、ラジオのZoom収録もその仲間だろうということで、「たまにやってますよ。」

てな感じの会話で、話噛み合わず、一切盛り上がらなかったのが、自分としては、面白かったなあ。

お互い、不思議な違和感を覚えつつ、風呂を後にしたクリスマスの夜でありました。
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まあ、子どもは、どこへ行っても祝福されているに違いない!!!

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雪の予報でもあったのだったが、雪は降らず、晴々しい富士山に見送ってもらうことができた。今日も良い時間を過ごすことができて、ありがたい限りである。

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