初日の出を見に行こうかと思っていたが、明日の楽しみにとっておくことにした元旦。
ふっと思い立ち、畑へ挨拶に行くことにした。昨年の秋から借りて、とりあえずばら撒きした大根やカブ、のらぼう菜、白菜などが、この寒さの中、葉っぱはしおれつつも育ってくれている。
間引きはしつつも、その他は手をかけないでも、これだけ育っていることに感謝して、新年のお供えをすることにしたのだ。
葉っぱはしおれていても、根の方は生き生きしている。
お酒とお水とお米を供えて、グンタを鳴らしてみた。
勝手な妄想だろうが、地中に生える大根の根の部分に共鳴している様に感じられ、一瞬畑と同化した感覚がしたのは、不思議だった。
真ん中には、真菰で綯った注連縄で巻いた糸魚川の石が、今年の御神体的存在として鎮座。なかなか良い雰囲氣だと思っている。
大根くんたちの葉っぱも寒さにやられつつも、奮闘中。
枯れゆく葉の蠢きも、また美しく映る。
そんな大根の葉の中心部には、生き生きとした小さな葉が居るのも嬉しい。
今年も、野菜観察を楽しんでいきたいと思う元旦となりました。
しかし、葉っぱは面白い。