9月5日の夜遅く、三夜沢の赤城神社付近を目指す。
目的の場所は、とある山小屋だ。
ここで、翌朝プライベートライブを行うことになっているのである。
友人のような仲間のような、お兄さんのような
Kさんが、還暦を迎えるにあたって、生まれた時間帯の早朝に演奏して欲しいという依頼なのだ。
基本的には、こんな依頼は受けないが、いつもお世話になっているKさんなので、引き受けた話だったのだ。
夜は、Kさんの作った胡瓜とトマトをつまみにして、縁起の良い美味しいお酒をいただいたのだった。
5時過ぎに起きて、いそいそとセッティング。
やるとなったら中途半端な事はできないので、通常のソロライブと、なんら変わらないというより、それよりも入念かもしれない。
大銅鑼は、繊細な音から始まり、祝福するかの様な、黄金の龍が飛翔するイメージが浮かぶほどによく響いていたなあ。。。
勿論、龍が見えるわけではないのだが、めでたい音が響いていたんだと思うのである。
神楽太鼓は、もの凄い低音で、ほぼ正面で聴いているというより、浴びている凄まじい音圧だったと思う!!!
本人に確認したら、やはり今までで一番凄い低音だったとのことだ!
6時40分頃始めたライブは、終わって時計を見れば8時を回っていた。
いつものソロと同じか、それ以上の内容となったのだった。
Kさんの人生の節目を、音でお祝いすることができたのは、自分にとって、とても意味のあるものになったのでありました、
心より、おめでとうございます!