Dragontone /石坂亥士

神楽太鼓奏者・石坂亥士のブログ

秋の畑時間

朝一で菊芋の花と遭遇!!!

花を見ると、無条件に嬉しくなるもんだ。

花を撮ったつもりだったが、バックの青空がやけに美しく写っていてビックリだった。

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ひょんなことから知り合ったMさんからいただいた「青山在来」という大豆が、念願の実をつけ始めていて、本当に嬉しい!!!

スーパーで売ってるのを買えば、こんな心の動きは無いわけで、野菜を育てるのは、なかなかに興奮する行為なんだなぁと思える今日この頃。

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蜘蛛が二匹隣同士の葉っぱに乗っている姿が、何故か珍しく感じる。

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自分自身も驚かせるつもりで種を蒔いていく、トラック自然農法!?の畑も、秋の声を聞いて、良い雰囲氣である。
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そして、津軽の白鳥さんから教えてもらった雑草を刈る前に種をばら蒔く方法の結果が!!!
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この方法が一番確実だよ!!!と言うので試してみてビックリ!!!

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蒔いたと思われる所からは、ほぼ芽が出ているではないか!!!
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これからどうなっていくかは分からないが、まず、第一段階の発芽は大成功!!!
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結果はどうなるにしろ、経過を観察するのが、これから楽しみである。

天空ノ祭禮2021は芸能の根源を垣間見た!

天空ノ祭禮2021の一連の流れを、ここに記しておきたいと思う。

[写真:石原ミチ]

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25日に挨拶した弁財天さんは、正式には、小沼神社 天龍弁財天と言うらしく、天龍の名前が冠されているのが、場所的にとても腑に落ちる。

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夕刻からの奉納は、霧雨混じりで、ギリギリ演奏できる状況だった。農作業用の麦わら帽子に長靴姿で神楽太鼓を担いぐのも、不思議とこの場所に合っている様な氣さえしてしまう天候。
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バリのちえちゃんからいただいたお香を立てて、以前、Tさんからいただいた祈りの場で灯されたという蝋燭を使わせていただいた。
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和蝋燭ではないので消えてしまうかもしれないと思ったが、大銅鑼の演奏の時は、一本のみ残って最後まで揺めいていてくれた。
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夕闇が舞い降りてくる時間帯は、神楽太鼓の演奏となった。小雨がパラパラ降っている状況の中なので、物理的には勿論雨粒は当たっているわけだが、自分のまわりだけバリアーがあるように思えるほど、全く寒さを感じることなく演奏できたのが、とても不思議だった。f:id:dragontone:20210926204349j:image

勿論幻想的ではあると思うのだが、どちらかというと異次元というか異界での演奏という感じが近いのかもしれない。
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神楽太鼓の最後の打音が湖面に消えていく・・・

その後、静寂という音が湖面に染み渡っていったのだった。
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撤収時もスタッフ陣は、黙々と自分のやれることをしていく。その場には、言葉での意思疎通ではなく、日頃の信頼関係で動いていく熟練職人的な感じが近く、現場の静寂感は相当なものだったと思える。

25日の奉納演奏は、とにかく静寂感というキーワードの元に展開された様に思う。

そんなシーンをミチさんが切り取ってくれている。

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26日の10時の段階での小沼は、小雨というよりは本降りに近い状態で、湖面は目の前の木しか見えないという状況だった。(この写真のみ自分で撮影)

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さてさて、どうしたもんかねぇ・・・・、と近くの食堂で待機。

11時に、最終判断として開催か中止の告知をしなければならない中、みんな、これは中止もありかもしれないなあという雲行きに。。。

そんな時、後ろの方から、「今日は、13時頃から雨上がるんだよね!」と声が聞こえてきたのだ。

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半信半疑で小沼へ行くと、なんとなんと雨が上がって、小沼の湖面も見渡せるではないか!!!

これはラッキーとばかりに、着々と準備を進めていく。

 
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あっという間に13時となり、神楽太鼓の設置は高峯くんに任せて、急いで衣装もろもろ支度を整えるのに忙しかったほどだった。
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この音を小沼に響かせたい!!!と思ってタヒチのスリットドラムを持って登場した。予想した通りに、乾いたタイトな打音が湖面に響き渡っていく。予想外だったのは、背後の木立に複雑に反射して動物の鳴き声の様に響いたことだった。

木の楽器の音が木々に木霊していくのが、なんとも氣もち良かった。
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高峯くんが前日に奉納演奏した天龍弁財天の鳥居を見つけて、神楽太鼓をそこに向けて演奏できるようにセットしてくれていた。

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あれだけ霧で何も見えなかったところから、晴れわたる水面を見ながら演奏できるとは想像するあできなかったが、神計らいとは、このことか!!!という感じだった。

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神楽太鼓を演奏している時は、本当に景色がよく見えていた。

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最後の打音が湖面に響き渡っていき、残響が消えていく。

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大銅鑼の音が響き始めてから、少し空氣が変わってきた。

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氣がつば湖面に霧が舞い降り始めていく。

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まるで霧の柱が立つ様で、その柱がどんどん巨大化していく様だった。
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奉納演奏が終わると、あっという間に霧が立ち込め、白の世界に戻ってしまったのだった。f:id:dragontone:20210927072112j:image

記念写真を撮った時には、もう真っ白。。。

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小沼の神様が、奉納演奏の時だけ雨と霧を晴らしてくれていたとしか思えない天候だった。

そして、撤収が終わって駐車場に上がった時には、また雨が落ちてくるという。。。

撤収までスムーズに行わせてもらえて、なんというか、本当に良い機会を与えてもらえたなあと、感謝の氣持ちでいっぱいになった、「天空ノ祭禮2021」でありました。

この天候にも関わらず、10名以上の方々が駆けつけてくれ、この奇跡的な光景を一緒に体験してくれたのは、本当に嬉しいことだと思える。

 

小沼の目に言えない存在をはじめ、参加してくれたみんさん、関係者のみんなに心より感謝いたします。

 

また、来年この場所に帰ってきたいと思っております。

 

 

 

天空ノ祭禮 最新速報!!!

小沼は、霧が舞い小雨混じり、10℃の表示が駐車場に出ているという状況。

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湖面は、一応見えるが・・・
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基本、真っ白な世界が広がっております。
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こんな状況ですが、今日から新たなスタッフが加わりました!!!

昨日やって来て、名前はまだ無いというワンちゃん。
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さて、本日の予定のお知らせです。

 

現状だとなかなか開催は厳しい状況ですが、ギリギリまでやる方向で待機して開催しようということになりました。多少時間は短縮して開催できたらラッキーかな、と思っております。

悪天候過ぎる場合は、直前での中止もありえます。

天候は雨の可能性が強く、防寒と雨の対策は必須です。氣合いを入れて参加する強者は、是非赤城の小沼を目指してください!

 

休憩している、小沼から程近い食堂で、「今日は、13時頃から雨止むらしいよね!」という、信じられない情報も先程耳に入り、本当に何が起こるか分からない状況であります。

 

さてさて、どうなることやら。。。

即興演奏家としては、とてもスリリングで良い状況でもあります。

 

霧雨模様の朝

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[写真:石原ミチ]

昨夜は、結構な湿度を吸収した神楽太鼓。

今朝は、少し布団で休息してもらった。

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さて、本日の演奏ができるのかどうかは、小沼の龍神さまのみぞ知るということだろうか。

11時に、やれるかどうかの最終的な判断をする予定。

本日は天空ノ祭禮・宵神楽となりました!

本日は、明日の天空ノ祭禮に向けて、場所決めと撮影が行われたが、あいにくの雨だったが、弁財天の祠へ挨拶はすることができた!

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演奏を始めると雨が激しくなってきたが、それはそれで氣持ち良かった。

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ここまで、石原ミチさん撮影。

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夕闇が舞い降りて来る時間帯での演奏は、霧と小雨の中、幻想的に流れていった。
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あっという間に秘密の祭禮の様な、宵神楽は幕を閉じたのだった。黙々と、各自がやれることをやるチームワークが、とても氣持ち良かった。

明日は、雨次第ではありますが、開催する方向で準備を進めております。

雨の中の祭禮というのもおつなもんですが、物理的な限度もあるので、11時に、開催か中止の最終的な判断をする予定なので、チェックしていだたけると幸いです。

 

明日、予定されているみなさん、小沼でお会いできるのを楽しみにしてます。

秋の祭りの氣配

秋分の日は、サンデールームで「神楽 煌メク 秋分」と題しての演奏だった。夏至の日から、神楽というものの在り方をあらためて模索している第二回目だ。

サンデールームの2Fサロンは、本当に氣持ちの良い空間で、響きも良くて最高の神楽の場だと思うのである。

金属系の楽器の響きが余韻を残しつつ消えていく感覚が、この時期とリンクしている様にも思え、初めてスリットドラムとベル類での音の取り合わせが、妙にしっくりきた。

音のバイブレーションは、意識するしないは関係なく、その場にあるモノ、特に水分を揺り動かしてく。

人間の身体の多くも、また水分だ。今回、大銅鑼の低音を今までになく増幅する演奏になったのが、印象的で、最後の神楽太鼓も水分を足して、相当な低音が畝る響きになった。

この秋分に、大きなエネルギーが蠢く必要があったのかもしれない。

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終演後には、サンデールームの星野さんの料理が振る舞われ、お酒こそないが、まさに直会!!!

本当に、素敵な流れの神楽の会となったなあ、と。

楽器のセッティングをしている時に、美味しそうな匂いが漂ってきていたので、そのものがお腹に入って、自分としても落ち着いた感じとなりました。

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全て絶品!!!少し食べ過ぎてしまったほど。

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参加していただいた皆さんをはじめ、サンデールームさんに心より感謝したします。

次回は、冬至に同じ感じの会を企画する予定なので、楽しみにしていてください!!!

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そして、秋分も無事に迎えることができたので、久しぶりに地元の賀茂神社へお参りに。
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毎月の練習や、春、秋の例大祭で年間、何回通っている分からないほどの場所も、ここ二年は神楽師で集まることもできない。。。

残念極まりないが、これが現実だ。

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久々の賀茂神社は、何故か過去の記憶の様にも感じられてしまい、少し淋しく思えてしまった。
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いずれ神楽ができる日が来ることを願うばかりだ。

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たまたま行った梅田湖付近からの空は、雲の物語の様で、しばらく空を見上げてしまった。
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そして、明日から赤城山の小沼の方で、26日の天空の祭禮へ向けてのセッティングだ。

自然の中での演奏は、なかなかないのでご興味ある方は、この機会に是非!!!

13時からなので、散策がてらお弁当でも持って、赤城の小沼へ。

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当日の様子を、後日になりますが配信する予定です。詳細、決まり次第お知らせいたします。

 

バッタで始まり、フリージャズで締めくくる!

今朝は、畑の見回りへ行くと、バッタ率が高かった。おんぶバッタに、仮面ライダー的なものまで!

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お山参詣に行く前に蒔いた大根がなかなか良い感じに育っているのが嬉しい。まわりはクローバーの類が生えはじめているのも、なんとなく好感触だ。
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オクラの花は、毎回「おー!!!綺麗だなぁ!」と思わせてくれる。
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葉っぱには、白っぽい蛙も。
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そして、花の咲く前の状態は、螺旋なのも素敵に見える。
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いつも行くパン屋さんに行くと、オレンジ色のかぼちゃが出迎えてくれた。
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知り合いではなかったが、土取さんの事を昔から知っていて、先日、四国へ行く時に、「これを土取さんに渡してください!」とパンや、焼き菓子を持たせてくれたのだ。

その後、メールのやりとりが始まったらしく、今日は、「アルバート・アイラーって知ってますか!?このアルバムでベースを弾いてる方と土取さんがセッションした事あるそうなんですよ!」とアルバムを見せてくれたのだ。

アナログ盤が伝えてくる情報は、なんだか柔らかくて強烈な印象を受ける。
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本日9月22日、21時からの生放送、FM桐生/Spiral Grooveは、コルトレーンの日本でのライブ盤をアナログ盤でかける予定。

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ライブの最初から最後まで収めてあるので、なんと3枚組。それも司会の方の紹介から始まるという流れが素敵なのだ。

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勿論、全ては放送できないが、一枚目は流せる予定なので、楽しみにしていただきたい!

以下リンクのFM桐生のサイトにて、PCでの試聴方法やアプリのダウンロード方法あるので、是非!!!

https://fmplapla.com/fmkiryu/