今年は、数年ぶりにお山参詣に来る事ができたのは良かったのだが、登山囃子は中止で、とても静かな岩木山神社だった。
当日は、山頂まで登って奥の院に挨拶をしてきた。
人それぞれに、原風景というのがあると思うが、自分にとっては、津軽がそれで。。。
母の郷里が津軽なので、夏休みごとに遊びに来ていた津軽、この岩木山神社と岩木山はその後も、登山囃子の方々と知り合い、二十歳位から通って来ている特別な場所となっている。
その後、縁ができたバリのアグン山にも雰囲気が似ているのも興味深いところだ。
登山してみると、本当に素敵な山であり、霊山というのがよく分かる山だと思う。
写真が多いので、スライドショーの映像のリンクを貼り付けておきます。
登拝の後は、登山囃子の師匠達のなんとも華やかな宴に合流。
何故か、ジンベがあり、勝手に登山囃子の太鼓太鼓の師として尊敬しているモリさんのレアな写真も。
いつもは、岩木山神社の向かいの旅館の広間で、登山囃子で盛り上がる宴会だが、場所が違えどマスターたちの盛り上がりは、最高だった!!!
そんな仲間に入れてもらえて、嬉しい限りだなぁと思いつつ、白熱した夜となったのでした。
旧暦の八月一日「朔日)の岩木山神社は、ハレの氣配に満ちつつも、なんとなく静寂な空気だった。
なんとなく縁起良いので、この日に車の交通安全祈願をしてもらうことにしたのだ。
いつもの狛犬くんたちは、いつもと変わらず出迎えてくれた。
なかなかに珍しい形態の彼ら。やっぱり好きだなぁ。
ここの神降ろしの太鼓が、また素晴らしいのだ!それほど大きくない宮太鼓を横置きにして両方から叩くのだが、拝殿空間の音響と相まって、一気に異次元へと誘われる感覚だ。
そして、宮司さんの祝詞が、本当に格式ある響きで、山の神社の威厳ある響きは、いつ聴いても背筋通る感覚を覚える。
来年のお山参詣には、是非とも来なくては!!!