毎年恒例となっている、桐生西宮神社の祭礼「えびす講」での奉納演奏。「えびす太鼓」。日時は、11月20日と決まっている。
歓迎しているかの様に興味深い空模様だった。
群馬県の古くからある延喜式内社の一社である、美和神社の境内社となっているのが西宮神社なので、まずは美和神社へお参りをする。とても風格のある神社だなあ、といつもながらに、彫り物などに見入ってしまう。
西宮神社の隣にひっそりと佇む、金毘羅様が、個人的にはお気に入りで、ここで毎年種銭を買って財布にしばらく入れておいて使うと、その種銭が元になって何倍にもなって帰ってくるのだという。
賑わっていないこの金毘羅様の雰囲気が、なにやら本物の雰囲気を醸し出している氣がしてならないのである。
実際に、この金毘羅様の狛犬は、古い形式のもので、なかなかの雰囲気なのである。
奉納は、この美和神社の神楽殿で行われる。夜は、ライトの関係で、とても良い雰囲気だ。
奉納演奏と福まきが一緒になっているスタイルなので、演奏はそれほど興味がない人達は、福まきが終わると、波がひく様にサーッと居なくなるのだが、その後に残って演奏を聴いてくれる人達も居て、実はそこからがメインの奉納演奏になるのである。
最後は、見ている人たちも一緒に二礼二拍一礼をして、やけに清々しい気持ちで奉納が締めくくられていく。
既存の伝統芸能にない、新しい感覚の共有感覚かもしれないなあ・・・・・。
久しぶりに、幼なじみのたかちゃん夫婦が見に来てくれたので、記念に一枚!
何故か手にはラッコが・・・???
そういえば、たかちゃん、今は桐生が岡動物園の園長になっていたのだった。なので、ラッコなのかな?とは思ったが真相は定かではない。。。
幼なじみとの二人ではあるが、全く違う世界で生きているわけだが、基本的には、小さい頃となんら変わってないんだなあ、とつくづく思ったのだった。