昨日は、下北沢ハーフムーンホールにて、ウタマヒノツカサの公演が行われた。すぐそばには、古の雰囲気を醸し出すお稲荷さんが鎮座していた。
地下にあるこのホールの響きは、なかなかだった!
響き過ぎず響かなさ過ぎず、神楽太鼓の音圧の中でも、かなちゃんの笛の音も立って、ウタマヒノツカサ史上一番良いバランスの響きとなったのではないかと思えたほど。
毎回関心するが、美しい祭壇のしつらえが場の空気を引き締めてくれていた。
今回は、芒種ということで、さまざまな意味において種をまくタイミングとのことで、種の発芽には不可欠な宇宙の要素を取り入れたかった。
カナダのトロントでの公演の時に、ギャラをつぎ込んで購入した龍の描かれたシンギングボウルを中心に大小のものを配置。
宇宙の響きは、複数の金属の合わさった音らしく、7種の金属が、それぞれの星に対応して調合されたシンギングボウルの音が、これまた融合して響き合うと、そこには、なんとなくだが宇宙の音のイメージが立ち上がってくるのだ。
やってみなければ分からないことがあり、それを地で行くウタマヒノツカサの即興神楽公演。
宇佐見仁、巨大な瓢箪を持ちながら舞い、そこから光の種を蒔いていた。
いい感じに太鼓と同化しているなぁ・・・と。
神楽太鼓は、よく鳴って、なかなか良い倍音も出ておりました。
太鼓の真ん前の方は、相当身体がほぐれたとのこと!
素晴らしいスタッフ陣に支えられて、良い公演となりました。
ご来場いただいたみなさん、どうもありがとうございました。