Dragontone /石坂亥士

神楽太鼓奏者・石坂亥士のブログ

若水

今年は、2月1日が旧暦元旦にあたるそうで、若水をいただきに造り酒屋の仕込み水に使われている井戸水をいただきに出かけた。

昨日もそうだったが、光の彩が美しいのが嬉しい。やはり旧暦の新年だからなのか!?

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基本的には、この井戸から汲み上げている水でお酒を仕込んでいますよ!という意味合いで、紹介している程度の水量しかないので、思いの他時間がかかったが、酒屋というのもあるので、酒瓶にいただいてきた。

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立春の日の早朝に汲む水のことを若水と言ったらしいが、それが元旦の朝初めて汲む水になったらしい。早朝ではないが、氣は心なので、昼過ぎでも若水ということにしておきたい!!!
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なんとなくだが、いつもより美味しく感じるのは、イメージの影響は大きいだろうが、あながち古くからの言い伝えの効力もなくは無いと思えてしまう。
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立派な杉玉が飾られ、その井戸から汲めるのは、本当にありがたい限りだ。

子どもの大好きなウルトラマンも、光を浴びて誇らしげに見えたのだった。

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水道から出る水もありがたいことではあるが、井戸水や湧水は、また別物なので行ける範囲の湧水を味わうのがライフワークとなっている。

演奏に関わることは、楽しんでいるとはいえ仕事なので、水汲みが純粋な趣味ということになるのかもしれないなあと思う今日この頃である。