19日と20日の連日で、都内某所の小学校での民族楽器ワークショップだった。珍しいことに、全学年を対象にするということで、45分間×6回。
なかなかハードではあったが、小学校の子どもたち全員と出会えるのは本当に良かった!!!
始めてしまうと、楽しさが倍増していくので、子どもたちと盛り上がっていく。
基本的に、何を教えわけではなく、自由に各人の自主性にまかせて、やりたいように楽器に出逢ってもらう時間だ。
ある程度の時間、個人的な興味や楽しみを体験経過すると、急激にその空間が祭りの場の様な、非日常的なな異空間へと変換していくのだ。
普段は静かな子が、いきなり踊り出したり、それぞれの子どもの本質的な部分が出現してくるのも興味深い。
きっと、この感覚は変わる事なく流れ続ける源流的な感覚なんだと思うのだ。
俺の役割は、そのナビゲーターなのだと、最近理解し始めてきている。
終わった後に、「僕、メキシコ人なんだ。」と声をかけてくれたかわいらしい子がいた。
「この亀の甲羅は、メキシコでもらったんだよ!!!!」と紹介することができて、とても嬉しい氣持ちになったのだった。
それぞれの学年の面白さがあり、今回も自分の刺激にもなり、充実した時間を過ごすことができたことに感謝したい。
楽器たちも、やりきった感がどことなく漂っているのも、なんとなく嬉しくもあった。
ちょうど、最終日が大寒ということもあり、練馬の東神社へお参りして、お水をいただいてきた。
東西南北と刻まれた水が湧く場所は、いつ行っても厳しくも清々しい氣に満ちている。
中央から湧いている水を柄杓で汲んで容器に入れていく。柄杓で水を汲む時の音が、また心地良くて、用意してくれてあるジョウゴを使って、瓶に入れる。
その時、水が渦を巻いて入っていくのも氣持ち良い時間だった。
大寒の水は、身体にも良いと言われ、そして、腐りにくいとも!!!
そんな大寒の水を、練馬の東神社でいただくことができて、幸運な締めくくりとなりました。
水を汲み終わって見上げると、夕陽が境内の木々を照らしてやけに神々しかったのが印象的だった。