Dragontone /石坂亥士

神楽太鼓奏者・石坂亥士のブログ

2022年2月22日。

2月生まれだからか、寒さには強い方かもしれない。小学校3年生の時に担任だった、天笠先生という年配で独特な雰囲氣を持った先生がいた。その先生が、「とにかく裸足が健康にとても良いので、上履きは履かなくてもいい!!!」と言った。

言われた通りに、その日から学校に行っても上履きは履かずに、ずっと裸足で卒業まで過ごしたのだった。たまに画鋲を踏んでしまうと、なかなか痛かったもんだったのを思い出す。踏んだ時よりも抜く時の方がちょっと痛いのだ。これは、体験した人にしか分からないだろうけど・・・。

そんな事もあり、寒さに強いのかもしれないなあ、と思いつつ51歳に突入した2月。

子どもと遊びに行く場所は、自分が遊んでいた様な場所が多い。

川に石を投げるのが楽しくて、随分と投げて遊んでいたが、写真で瞬間を切り取ってみてなんとなく分かったが、水が変化する形や音がとても刺激的だったんだなあと思えてくる。

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大きな変化をして。
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収束していく時間があり。
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静寂。

とにかくリアルな体験を積み重ねて行った時期だったんだなあと。

そんな時に普通に見ていた空の景色も脳内に記憶されているのかもしれない。

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この2月は、野沢菜漬けがだいぶ良い感じに熟成されてきた。今回は、前橋のサンデールームで買った、お徳用の日高昆布の効果がかなり効いている感じがする。当たり前なのだろうが、昆布の質でこれほど違うのか!?という具合だ。

野菜を育てて、収穫して漬物にして食べる!という一貫した行為を不思議と好きになっている自分がいる。

年をとったからなのか、はたまたこの流行りのコロナ騒動で時間が出来たからなのかは定かではないが、確実に以前は面倒だと感じていた事に興味を持っているのは面白い変化だ。

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音楽的な見地から、冬は楽を慎み、春のエネルギーが開放へと向かうまで陰を極める時期という考え方もある。畑も秋のから初冬の収穫の華やかな時期を経て、冷たい風や外氣によって凍てつき、そして枯れゆ葉っぱの姿が、また印象的で素敵だと思えてしまう。

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実は、昨年末から畑の大根をたくあんにするべく軒下に干していた。通常では、ある程度のところで漬けるのがセオリーだが、カラカラになるまで乾燥させてから漬けるという極端な方法を教わったので、今年は試してみようとしているのだ。

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乾燥し過ぎて、まるで刀の様にそそり立つほど・・・・。

これらの大根を先日漬けたのだ!!!勿論、水は上がってこないので、塩水を追加して時を待っているところなのである。

結果は、いずれ紹介したいところだ。

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野にある大根は、凍みて土に還りつつあるものもある中、生き残っているものは、かなり雰囲氣ある姿になりその存在感をアピールしている。

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中心部の葉っぱは水々しくて生き生きしている。

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最後の赤カブを収穫。店に並ぶことのない小さいカブだが、これはこれで個人的な幸福感をもたらしてくれるので、ありがたいところだ。
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寒さに強い親子なので、かなりの強風の中でもガンガン外へ出かけて行く。
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素敵な雲模様や風を感じる時間は、目の保養にもなるし楽しい。
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この寒い時期だから見ることのできる光景なのだろう。

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寒い空氣は清々しくも感じられ、陽が沈むのも、また良い。
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本日の2022年2月22日は、練馬の保育園へ荒馬を教えに行く予定になっていたのだが、一旦変更になったが、急遽やれることになり、練馬方面へ行くことができた。

ならば、ということでいつもの東神社へお水をいただいきに伺うことができた。

天明水が湧く水場は、常に清々しい空間だ。今日は、やけに訪れる方が多かったが、2が並んでいるとはいえ、何か特別な日なのだろうか。。。
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水を汲んでいるひと時も、水と同じくまた良い時間が流れていく。f:id:dragontone:20220222152711j:image

しかし、いつ来ても変わらず清浄な空間が広がるのは素晴らしいの一言だ。さすが八大龍王が鎮座する水の湧く場所だけはあるなあとしみじみ感じ入ったのだった。