子どもの頃は、よく渡瀬川や桐生川へ行っては遊んでいたのを思い出す。良くも悪くも、川は流れているので、色々なものが流れ着いていて面白いのだ。
河川パトロールなどがたまにやって来るが、なんとなく治外法権的に管理されない感じがするのも良いところだ。
この場所では、子どもの遊ぶものには事欠かない。大雨の時に流れ着いた枝や木々がたくさん河辺に漂着しているのだ。やけに長い竹を見つけて移動していく。
雲の様子が素敵な日だった。
子どもは、師匠の様なものだと思ってはいるが、雲へ竹を突き立てた姿が、武術の達人の様でもあり驚かされる。
びっくりしたのは、この太めの竹を見つけて、「ノブさん!!!」と一言。
お兄ちゃん的存在でもある、ディジュリドゥの演奏家KNOBさんのことを言っていたのだ!!!
比較のためにKNOBさんの写真も一枚。確かに、太さと長さが絶妙にディジュリドゥな雰囲気でもある。
小さな子どもが、KNOBさんをディジュリドゥとして認識しているのが、とても興味深いと思いつつ見ていると・・・
「ノブさん、バイバーイ!!!」と川へ投げ入れてしまった。
流れていく竹を見ながら、二人で「ノブさん、旅に出たね!!!」としばらく見送ったんおでありました。
かなり印象的なシーンだったので、ここに記録しておきたい。航海に出発する船を見送る氣分だったのも面白かったなあ。
そして、空にも祝福されている様に、雲が雰囲氣を演出してくれていた。
今日も、楽しく遊びたいもんである。