Dragontone /石坂亥士

神楽太鼓奏者・石坂亥士のブログ

仕込みして撤収するまで

桐生市有鄰館というスペースで公演をする場合、多くの仲間が関わることになる。

何も無いスペースに一から舞台を作っていくのは、大変な反面、結構楽しい作業でもある。

ここ数年は、ほぼ固定のメンバーとなり、自然と息も合ってきて氣持ち良い時間でもあるのだ。

今回は、ピアノの移動があり、これを事務所から煉瓦蔵まで移動するのが神輿を担いでいる感覚にさせられたのがかなり強烈な体験だった。ある程度の重量のものを移動する行為というのは、そこにかなりのエネルギーが集中するんだろうなあ・・・と。

本番は、準備とは裏腹にあっという間に通り過ぎて行った感じだった。

二回目ということもあり、かなり自由度は増した感はある。

ひとつの人形が終わる度に、拍手が起こるという雰囲氣だったのも前回と違うところだった。

今回一番嬉しかったのは、小学生の頃からワークショップに参加していた仲間の娘が高校生になって受付を手伝ってくれたことだった。公演を続ける意味というもののひとつには、どんなメンバーが関わってくれるか!?というのも大きいと思えるのである。

写真にはないが、あめつち舎の朋ちゃんも玄米クッキーを販売しに家族で来てくれて、和らいだ空氣にしてくれたのもありがたかった。

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今回は、ベル類を多めに使ったので、確認用に一枚アップしておきたい。台湾の夜市で買った三連のベルに、インドのベル、先日マレーシアで買った骨董のカウベル、姫路の火箸風鈴、妙義神社で奉納演奏した時にいただいた真鍮製の富山の風鈴等々。

ベルコレクション勢揃いで、個人的な興味の世界はどんどん加速して行ったのだった。

今回は、撤収もかなり時間がかかったが、不思議と充実した時間でもあったのも事実。

撤収後は、中華料理の万里さんの麻婆豆腐丼で締めとなりました。普段は麻婆豆腐すら食べないのに、何故か麻婆豆腐丼にしてしまった。

昔、給食でカレーが出た日に自分の家でも夕食がカレーという確立が高かったのだが、まさに本日の夕食も麻婆豆腐だったというリンクの法則を確認したのでありました。

 

ご来場いただいた皆さんをはじめ、出演者、関係者の皆さんに心より感謝いたします。