Dragontone /石坂亥士

神楽太鼓奏者・石坂亥士のブログ

2017年大晦日

今年の大晦日は、天気が悪いというので、朝一で気になっていた神社へ、お参りと演奏納めに出かけてみた。

そこは、行ってみてビックリ、氷川神社須賀神社厳島神社という名だたる神社が鎮座するという、神社トライアングルゾーンだったのだ!!!

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氷川神社の警備は、なかなかガッチリ系の愛らしい狛犬が担当しているらしく、結構和やかな雰囲気を醸し出している。

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小さめの神社が三つ集まっているだけかと思いきや、只ならぬ雰囲気の拝殿の核心部・・・。

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最終的に、どうやらここ「厳島神社」に呼ばれていたらしい!!!

こののぼり旗と降りて行く階段の光景が、弁財天で、芸事の神様でもあるので、「さあ、待っていたよ!」と言わんばかりのささやかな歓迎ムードな雰囲気に感じられた。

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階段を降りると、堀で囲われている小さな社があり、もの凄く好きな雰囲気だったので、ここでグンタと羯鼓で2017年の響き納めに奉納演奏を・・・。

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羯鼓は、雅楽で使われる太鼓だが、横打ちの太鼓としては、日本では相当い古い形なので、以前から演奏に取り入れようとしていたのだったが、自分の実力が追いつかない状態だった。

2017年の終わりに、「これからはこれを使いなよ!」という感じにこの弁財天での演奏が良いきっかけとなった氣がしている。

横打ちの太鼓の元祖の様な存在の羯鼓は、やはり中世以降だろうが、その頃の大陸から伝来した音と、それからの日本の音の記憶をそのカタチに秘めているんだろうと思うのである。

2018年は、この羯鼓をいろいろな土地に連れていきたいと思っている次第。

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こちらは、須賀神社の大きな鈴を鳴らす麻縄の先端の大麻だ。「これはすごいなー!!!!」としゃべっていたら、年越しの準備をしている氏子の方が、「高かったんだけど、今年新調したんだよー!!!」とのこと。

この真新しい大麻がデーンッと拝殿の真ん中にあるだけで、相当に清まるし、これを手で握って鈴を鳴らすだけで、もの凄く良い効果が発動されるだろうし、いろんな意味でリセットされる氣がしてしまう。

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なんだか、こんな事を理解しつつ、この神社を守っている方々の空気感が、とても気持良かった。良い場所には、良い人が集まるという原理があるんだろうなあ!!!

 

そんな男達の乗り物は、軽トラだったのも、なんだか嬉しい!!!

 

2017年、大晦日、なかなか充実しておりました。2018年の良き始まりを祈念いたします。