今回の記事は、以前書いていたブログ、Dragontoneで一度書いた2012年7月1日記事の転写です。本来なら、その記事のリンクを貼れば済む話なのですが、実は、そのブログはもうこのネットの世界には存在していません。
相当な量の記事を書いたのですが、ハッキングの被害にあってしまい、もう面倒くさいので、いろいろなタイミングと新たなスタートだ!と思い、自分のパソコンに記録用に残して、借りていたサーバーを解約してしまったのです。
どうして、この記事をあらためてアップするかというと、本日のFM桐生で21時よりの自分の番組[Spiral Groove]の生放送で、このアルバムを流そうかと思ったからなのです。
以下のアプリで試聴可能です。
数日前、買いたかったのだが、買いそびれてしまったアルバムをアマゾンで注文した。
今日帰ってきたら、そのアルバムが届いていたので、早速聴いてみる事に!!!
「Calm presents K.F./From Dusk Till Dawn」
Calmさんの最新アルバムである。
Calmさんとは、2002年に彼の別名義、Organ Languageというプロジェクトでご一緒させてもらったのが縁で、それ以来気に入って、アルバムが出るのを楽しみに買っているのだ。
当時は、クラブミュージックを聴く事も無かったのだが、偶然CD屋さんで流れていた、Organ Languageのアルバムを聴いて、「これいいなあ!」と店員さんに確認して、アルバムを買ってみたら、とても良いので、ちょっとコンタクトをとってみたら、いきなりライブに出る事になり、当時の新宿リキッドルームという場所で、初めて自分の神楽太鼓の音が巨大なスピーカから大音量で流れ、地面が揺れる様な体験をしたのを思い出す。
今回のアルバムは、相当に良いです!!!
なんだか音の厚さが違っている感じだなあと思ったら、その辺の事が、サイトに載ってました。
http://music-conception.com/calm/sp/dusktilldawn/#
CDケースを開くと、「〜このアルバムを聴いてくれる我が良き友へ〜」と、Calmさんからのメッセージが書かれたものが入っており、その内容は、自分の考えとも共感するものが多くあり、アルバムを通して、こんなメッセージを伝えるってのは、なんだかとても良いなあ、と思ったのでした。
その文面は、ネット等に掲載せずに、アルバムを聴いてくれる方だけが読んでくれたらいい!というもので、その部分も非常に共感できます。
mp3が全盛の今日、人の耳は退化する一方かと思われ、持ち歩きや整理にはとても便利だと言えるのですが、それだけではなあ・・・、という感じかと。
俺も音楽家なので、積極的にCDを買う様にしているわけです。自分もアルバムを作っているので、それを買ってもらえるという事がどれだけ嬉しい事なのかも分かり、mp3などのデーターとCDの現物は別物であるという事なのです。
アナログ盤からCDになり、便利さと引き換えに音質を下げ、CDからmp3へ。進化なのか退化なのか、判断の難しいところではある。
神楽太鼓やゴングなどは、実際に聴くにこしたことはないが、現在、昨日の新月神楽をライブアルバムにするべく、音源のニュアンスを検討している最中なのだ。
一つの自分の中の記憶と、その時のある瞬間を収めたものとして、発表しておきたいということなのだ。
Calmさんの様に、シーンを牽引していくアーティストがこういった形でアルバムを出してくれる事は、非常にありがたい事だと思う。
この、Calm presents K.F./From Dusk Till Dawnというアルバム、今後しばらく聴く事になりそうである。
Calm Official Website http://www.music-conception.com/calm/