Dragontone /石坂亥士

神楽太鼓奏者・石坂亥士のブログ

螺旋のグルーブ 神楽man-da-la

都内でのソロ公演プロジェクトが、いよいよ実を結び、動き始めることに!!!

良き仲間に恵まれ、同じ感覚を共有して、一緒に一つの公演を創り上げていくのは、本当に気持ちの良いことだと思える。

 

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◎石坂亥士ソロライブ 螺旋のグルーブ 〜神楽 man-da-la〜

2018年11月25日(日)開場 13:30 開演 14:00

会場:求道会館/東京都文京区本郷6丁目20番5号

[最寄駅]「東大前駅」〜徒歩7分/「春日駅」〜徒歩10分/ 「本郷三丁目駅」〜徒歩17分

http://www.kyudo-kaikan.org/top.html

〜求道会館について〜

「求道会館は創立者近角常観(ちかずみじょうかん)が浄土真宗の信仰に基づき、仏教によって結ばれる交流を深める場として大正4年に建立された教会堂です。

優れた歴史的建造物として、東京都の指定有形文化財となっております。」

 

チケット:一般4,000円 高・大学生2,000円(共に当日券のみ・中学生以下無料・乳幼児可)

お問合せ link.to.as@gmail.com / 090-4965-9005(ストウ)

[スタッフ] 照明:中田円 舞台監督:高峯一憲 記録:須藤亜弥子 広報:後藤良子 

[写真] 康欣和 須藤亜弥子 泉谷典彦 堀田晃子 前田智恵子 西原直紀(デザイン)

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フライヤーのデザインは、いつものデザイナー西原直紀君。題名とイメージを伝えると、デーンッと神楽太鼓が最前線に躍り出たものができあがってきた。

個人的に、大切にしているのは、違和感である。これは、もう好みでしかないが、そつなくまとめられているデザインよりも、「なんだ???これは???」という風に???が出てしまうが、つい見てしまう様なものが好みなのである。

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ーーー以下フライヤーよりーーー

 

の渦のように吹き廻る風は、

一瞬、

石坂亥士の体内にとどまり、

体温を吸って音に結晶する。

 

       荒地かおる

(風の鼓動 石坂亥士のパーカッションより)

 

神楽曼陀羅の音世界

「神楽」の本来持っている意味とは、日本人の大切にしてきたであろう、古代から脈々と流れ続ける、自然への畏敬の念や、奥深い身体感覚、音やリズムの本質といったものが含まれているはずなのである。

そして、自然と人、人と人、音や舞と空間、様々なモノ同士が調和し合っていく時に、立ち上がってくるエネルギーの場を「神楽」と呼んだ氣がする。

様々な場所で即興演奏で「神楽」の音世界を追求する中で、その音の世界が満ちて来る時、必ずと言っていいほど、何処からともなく気持ちのよい風が吹いてくるのが不思議でならない。

                           石坂亥士

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阿弥陀如来さまが、ど真ん中に鎮座するという、この求道会館。教会と寺院が融合された様な空間で、おおらかな空気に満ちております。

 

神楽太鼓や銅鑼の響きの中に、ある程度まとまった時間身を置かないと味わえない感覚がある。

反復するリズム、そして倍音、そんな螺旋のグルーブに身を委ねることで、身体中の細胞が活性化し、不思議と心身共に整ってくるようで、温泉ならぬ、音泉効果があるのかと思います。

 

都内方面でのソロライブは、なかなかしないので、とても貴重な機会になるかと思われます。タイミング合う方は、是非足をお運びいただければ幸いです。