12月5日は、伊東市で韓国獅子舞の後脚役で舞台に立っていた。
12月5日というのは、土取さんのパートナーであった桃山晴衣さんの命日だ。桃山さんからは、下積み時代に随分と厳しく、いろいろな事を教えていただいたが、若かりし頃の自分なりに吸収できたこともありつつも、今になって時間差で、その真意が浸透してくることもあり、大きな影響を与えてくれた恩人でもある。
自信のみで突き進んでいた自称音楽家が、一応音楽家として存在していられるのも、桃山さんのおかげと言って過言ではないだろう。
特に林雪という曲が凄まじく、ラッキーなことに土取さんがその映像をアップしてくれているので、12月5日が命日ということもあるので、ここで紹介しておきたい。
そして、ニューヨーク時間の12月5日の午後3時からは、ミルフォード・グレイヴスの追悼式があった。これは、配信で誰でも見ることができるので、勿論その時間に合わせてその時を待ったのだ!!!
日本時間では12月6日の午前5時からだったので、4時過ぎにいそいそと起きて準備を始めた。
確か15分ほど遅れてのスタートだったが、その時も会場の音が薄く入ってきて、自分もその場に参加している感覚もあって、嬉しい意味でなんだかそわそわしてしまった。
自分にとって、とても大切な儀礼の様な時間だった。早朝というのも逆に良かったとも思うのだ。
ありがたいことに、その映像はアーカイブされているので、紹介しておきたい。
◉NY発:12月5日(日)午後3時アーティスト・スペイス
ミルフォード・グレイヴス追悼式オンライン配信、再生録画
出演:ヒュー・グローバー、ジェイク。メギンスキ、ジョン・ゾーン、土取利行、タティアナ・グレイヴス、ウィリアム・パーカー、シャーザド・イスメリー。
そんな二人の巨匠の追悼の日を経て、じぶんのライブがあるのも、意味のあることなのだと感じている。
赤城山の山頂付近での演奏というのを、このタイミングで設定していること自体が、どうしたことか!!!???と思ってしまうが、このタイミングでこの場所でやる意味もあるはずなのである。
ミルフォード・グレイヴスの追悼式の配信を体験してみて、配信というものの在り方がリアルに感じることができた。これは、今後の配信というものの在り方を考える機会となったと思うのだ。今回のライブも配信することになっているので、ミルフォードの追悼式で感じたことをスタッフと共有して、できることをやってみようと思っております。
配信は、以下のリンクより申し込みできるので、ご興味ある方は、是非!!!
https://akagi-gaishi.peatix.com
そして、本日中の申し込みまでは、食事付きでの対応ができる可能性もあるので、迷っている方はご連絡いただけたらと思います。
問合せ・予約 / ishizakagaishi@gmail.com