Dragontone /石坂亥士

神楽太鼓奏者・石坂亥士のブログ

春のばら蒔きに挑戦する!!!

ちょうど昨年の秋から新しく借りた畑は、2年ほど手付かずで草ボウボウの状態だった。どうやって開墾していこうかと思案していた時に、津軽で出会ったしらとり農園代表の白取さんから、素敵なばら蒔きの方法を教えていたのだ!!!

その方法で、大根、かぶ、野沢菜、のらぼう菜等が上手いこと収穫できたという、秋からの新しい畑の始まりとなったのだった。

 

ついつい、菜の花が良い感じなのと、春の陽気でのほほんとしていると、すぐに季節が巡ってしまいそうなので、この新月期に春の野菜を蒔いてしまおうと、昨日は出動してきたのである。

 

当初は、種蒔きに集中したいと思って一人で行くつもりが、娘が急に「行く!!!」というテンションとなり、「じゃあ、二人で蒔くのもいいか!」と二人ばら蒔きとなった次第。

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白取さんからいただいた打木源助さんの花が良い感じだ。この色合いと雰囲氣を、自分がかなり好きなんだと自覚させられるほどに、不思議と見てしまう。

白取さんのブログは、こちらより!!!

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畑に行くと、まずは倒木がある自分の基地ゾーンの見回りへ行く。何故か棒切れが必須アイテムらしく、片手にはハサミも。。。

先日の春分の日のライブの時に、久しぶりに来てくれた友達が、自分の子どもの帽子をプレゼントしてくれた。とてもかわいい帽子でお気に入りとなり、今日はこれをかぶって種を蒔くという。

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俺は、農家ではないので確実性を求めているわけではない。最初の希望は、種を蒔いて芽が出てくるのを見たいということだ。

そして、上手くいけばそれが育って食べられるようになれば、最高なのである。

そして、なんとなく自分に合ったやり方を模索したいのである。

何でもかんでもやってみたいという年齢の娘との共同ばら蒔きは、ある意味遊びの延長でもあり、結果的には超絶適当ばら蒔きを実施してみることになったのである。

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どこでも寝転べる感覚は、素晴らしく、ある意味師匠の様でもある。

実際、こうやって草むらに寝転ぶのはとても氣持ちいい。

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ここは、使っていない部分が草むらになっていたり、ちょっとした木立があって、とても雰囲氣が良いのだ。

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やり方は、昨年の秋にやったのと同じ方法で挑戦してみることにした。これが上手くいけば、かなり自分に合っているのでありがたい。

まず、それぞれの種をばら蒔く!!!

二人で蒔いているので、絶対にイレギュラーな場所から芽を出すこと間違いないはずだ。

そして、強く感じたのは、種を蒔くという作業は「とにかく楽しい!!!」ということだ。

手の平から空中へ放たれた種が、大地へ降り注ぐ。この工程が素敵に思えてくる。土に埋めるのも素敵な工程だが、ばら蒔きは開放的で、自分との相性が良いと思える。

ひとしきり種を蒔いたら、草刈り機で草を刈っていく。

今回は、ちょっと足りない感じだったので、他の場所から草を持ってくることにした。

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その草は、自分が持っていきたい!ということで働いてもらうことにする。

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かなりやる氣満々で突き進んで行って、放つ!!!

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何度もその作業を繰り返す。

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この草の青々しい匂いも、また春の記憶となるのかもしれない。

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種と同じく、天へと放たれる草。

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相当な量の草なので、確実に自分にも降り注ぐわけだ。

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これはこれで、氣持ち良いことだろう。

ばら蒔きをしてみて感じるのは、「とにかく楽しい!!!」ということだ。

手の平から空中へ放たれる種が、大地へと降り注ぐ感覚が氣持ち良いのかもしれない。

種を埋めていくのとは、また違った開放感も好みなのだろう。

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ジャンプして、着地して、倒れるという振り幅の広さ。

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この一連の行為が、大地へとエネルギーを還元していくのかもしれないとされ思えてくる。

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さて、ここに何が出現してくるか、これから楽しみである。

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種取り用の大根やかぶを残して、とにかくばら蒔いたので、これからの変化も興味深く観察していきたいところである。