Dragontone /石坂亥士

神楽太鼓奏者・石坂亥士のブログ

仏母院から善通寺へ

今回、この地に呼ばれたのは、「空海の母の里めぐり」というイベントだった。

先日、土取さんとまさかの奉納DUOをした熊手八幡宮は、空海産土神社だった。これは、かなり深い意味がある様にも感じられる。

実は、その奉納演奏の前に、仏母院へも行っていて、普段はなかなか見ることができない空海の母の像にもご挨拶してきたのだった。

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右に空海像が鎮座し、中央には玉依御前(空海の母)の像、左には不動明王像。
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この空海の母の像は、とても品があって素敵な存在感と貫禄があった。
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そして、初めて行く空海の総本山善通寺は、かなり刺激的だった。

山門の仁王像の佇まいがかなりの迫力。

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この間を通るだけで、禊されているのかもしれないと思えてしまうほどだ。
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この後ろ姿が、なんとも素敵だったなあ。
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空海をあまり意識したことはなかったが、じいちゃんが亡くなった時も、ばあちゃんが亡くなった時も、高野山真言宗のお坊さんにお経を上げてもらっている。

若い頃は、御詠歌を習いにお寺に通っていたこともあったほどなので、かなり空海真言密教と繋がりがあったのも事実だ。
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そんな空海の総本山善通寺は、かなり強力なエネルギーに満ちていた印象だ。
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天候のせいもあるが、五重塔は、何らかのエネルギーを降ろすアンテナの様にも感じられた。
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そして、圧巻の巨大な楠。
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大楠の懐に抱かれる様に石の祠が。

窓が三角形ということだけで、その漆黒の空間に吸い込まれそうになるのは、何故なんだろうか・・・・。

この三角という形の持つパワーなことには違い

ないだろう。

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空海が子どもの頃に捨て身の修行を行ったとされる我拝師山。

小雨のせいもあり、かなりの雰囲氣だった。

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その後は、やはり讃岐うどん!!!

この多度津の「根ッ子」といううどん屋さんは、なんとビニールハウスを店舗にしている不思議なお店。この日は、ラッキーなことに高野豆腐の天麩羅があった。うどん屋さんにおでんというのも面白い。ついついトッピングが多くなり、かなりの満腹感となりました。
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