最近は、珍しく氣になることがある。それは、先日青木さんからいただいた渋柿のことなのだ。半分ほどは早速剥いて吊るしてあるのだが、残りの半分は少し青いので、追熟という感じで、様子をみていたのである。
天氣の悪い日は、柿のカーテン状態となっているのである。
実は、昨年から干し柿を作り始めたのだが、最初に剥いた100個ほどが、カビが生えてしまい全滅してしまったのだ。原因は、湿度が多かった事と、少し早い時期だったので温度が高かったことが大きかった。反省して失敗を繰り返さないことを心に誓ったのだ!!!
結果として、沸騰したお湯に数秒つけてから干すという記事を読んで、それプラス40度の泡盛に浸して干すという方法に変えたのだ。
その後、季節も進み冷え込みも強くなってきたので、良い感じの干し柿ができたのだった。
最初に剥いた渋柿は、まだではあるが、なかなか良い感じに干し柿への道を突き進んでいる。
これは、数日遅れて剥いた柿の状態。そんな時間経過の違いを観察するのも楽しいのが不思議である。
本日は、残りの柿を剥いて一連の工程を経て吊るして、ひと段落してほっとしているところなのだ。
泡盛に浸した柿の肌が、とても美味しそうに見える。
さて、この柿たち、うまいこと干し柿に成長してくれることを願うばかりである。