イレギュラーな出演の依頼があり、一路、香川県観音寺市を目指して出発したのが、1月13日だった。
昨年末に、土取さんのサヌカイトの撮影を仕切っていた大鹿さんから電話があり、地元の伝統芸能のイベントで、神楽太鼓を叩いて欲しいというのである。
演奏は勿論大切ではあるが、個人的な今回の旅の目的は、家族に美味しい讃岐うどんを食べてもらうことなのである!!!
という事で、ある意味大移動の旅が始まったのである。
その日は、鈴鹿SAで車中泊となったのだが、トライアルバイクの特化した機能美に驚かされ、そして、その映像にもビックリだった!!!
夜中に、しばし見入ってしまったほどに超絶テクニックは圧巻。
今回は、瀬戸大橋経由で四国入りしたのだが、瀬戸大橋というだけで、何故か盛り上がるのである。
今回、ビックリしたのは無給油で600キロ超えしたことだった。80キロから90キロをキープしつつ、出して110キロほどだったのが高燃費に貢献したのだとは思うが、燃料が高騰しているので、非常にありがたい限りだ。平成8年式のディーゼルターボは、ストレス無くよく走ってくれている。
今回のイベントは、観音寺市子ども伝統文化講座統括発表会というのに特別ゲストで出演することになっていた。
当日は、あまり天氣は良くなかったが、空は雰囲氣あったなあ。
箏の曲は、「カエルのうた」「キラキラ星」などで、講師の方が弾いたのも「風の丘・魔女の宅急便より」「さくら」という具合に和やかムードだ。
その次に俺の演奏が入るわけで、和食に、パンチの効いたスパイスを投入する様な感じになるんだろうなあ・・・と思いつつも、好き勝手に客席から乱入していったのだった。
観音寺市民会館・ハイスタッフホールは、とても響きの良いホールで、氣持ち良く演奏することができた。
その日の夜は、コンビニで興味深い一品を発見!!!
早速、桐生の友達に「これ知ってる!?」と連絡を入れる。興味深い辛い味系のおつまみを発見した時に情報交換をしているのである。
どうやら、地域限定モノらしいというのが分かり、彼へのお土産に購入!!!
そんな熱い夜が明けた翌朝は、ここしかない!!!
「大喜多」である。
数あるうどん店の中で、自分の好みは、ここのうどんが一番だ!!!
とにかく出汁が美味過ぎて、全部飲んでしまうのだ。
天ぷらうどんが、絶対的におすすめで、天ぷらは、なんと専門に揚げたものが毎日納入されるという。。。そして、必ずと言っていいほど、午後には売り切れているのだ。
久しぶりなので、朝行った時は生姜を頼み忘れてしまった。。。
勿論、昼にも行ったのだが、やはり天ぷらは売り切れだった。
が、しかし!!!
トッピングに天かすを追加すると、天ぷらうどんの風味にかなり近づいて、それでも満足できてしまうということを、今日の昼に知ったのは収穫だった!!!
今日は、不覚にも中盛りにしてしまったので、あっという間に食べ終わってしまったのだったが、明日は、朝一で絶対に天ぷらうどんの大盛りを食べなければ、この地を後にできないだろう・・・。
お店のおかあさんが、俺のことを覚えてくれているらしく、「お兄さん、いつもありがとう!この辺に住んでるん!?」と聞いてきたのにはビックリした。
そして、「あのお仲間はお元氣!?」と聞かれ、「勿論、皆さんお元氣です!」と伝えておいた次第。
朝ごはんの天ぷらうどんの後には、お決まりのコースで「道の駅ことひき」へ。
お土産を買って、その先の砂浜へ散策に。。。
インスタレーションの様にも思える、砂浜にベンチが、何か言いたそうだった・・・
ベンチに座ってみようかと思ったら、素敵な羽根をゲット!!!
羽根を拾うと、無条件に嬉しくなってしまって、個人的にはかなり盛り上がってしまっていたのである。
この有明浜は、自然の砂浜なので、とにかく氣持ち良い!!!
娘は、裸足になって遥か彼方へ走り去ってしまった。
海に並行して、石が点在するエリアがベルトの様になっていた。この辺りはフジツボが石に貼り付いているのが印象的だった。
潮が引いてできる紋様が、素敵だ!!!
そんな有明浜を満喫していたら、なんと!なんと!なんと!!!
石笛を拾ってしまったのだ。
ここら辺りの感じでは、石笛はないだろうと思っていたところに、ポツンッとひとつだけ置いてあった様にそこにあったのだ。
柔らかめな石に何個もの穴があって、鳴る穴はふたつあったが、メインで鳴らすのはひとつだ。
驚いたことに、もしかしたら、持っている石笛の中でも、一番鳴っちゃうかもしれないほどに素晴らしい穴の形状の様なのだ。
有明浜からのギフトかもしてないなあと思いつつ、この石笛との出会いを大切にしたいと思うのでありました、
その後、虹にも遭遇して、良い要素しかない状況!!!
明日の、大喜多の天ぷらうどんは、さぞ美味いことだろうなぁぁぁ!!!と夢想しながら寝ることにしよう。