Dragontone /石坂亥士

神楽太鼓奏者・石坂亥士のブログ

未知との遭遇となるか!!!

この5月中旬から、大きなプロジェクトが動き始める。

 

その場限りの即興セッションがほとんどなので、これだけ時間をかけてひとつの作品に関わるのは、2011年にカナダのトロントで行われた演劇作品に音楽家として参加した以来かもしれない。

あの時は40日間ほど滞在して、芥川龍之介作品を3作品取り上げたオムニバス作品の音楽をひとりで担当したので、かなり濃密な時間だったのを思い出す。

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画像は、土取さんがfacebookに投稿したものを使わせていただいてます。

普段の自分の音楽活動ではできない、より深い音楽の奥深さを体験する機会となることは間違い無いだろう。

以下、土取さんの投稿の転写です。

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今年の9月中旬からイランのタブリーズで開催される磯崎新氏の『間』展の音楽部門を任され、両国合同の音楽アンサンブルを目指し、そのミーティング、リハを行うため今月三人のイラン楽師を招聘します。昨年私がタブリーズに下調べに行き演奏もしてきたアリアクバー・ダダシュザデー、マーシャ・アジミ、ハミッド・レザ・サフィのペルシャ古典楽器トリオ。日本からは雅楽奏者のの中村仁美、伊崎義之、音無史哉。神楽奏者の石坂亥士、ヴォーカルの松田美緒、アジアン楽器奏者の土取利行。特に日本の音楽家たちは今年11月の空海作『三教指帰』にも出演するため会場となる多度津海岸寺大師堂をご住職のご厚意でイラン、日本音楽家たちの練習場としてお借りすることができました。まさに空海の時代のペルシャ、日本の調べが大師堂内に響き渡ります。この讃岐での短期間のリハーサル期間中、5月26日(金)には高松の栗林公園で「ペルシャ音楽の夕べ」と題しイラン音楽家三人のペルシャ音楽の公演を予定し、また彼らの帰国前にはイラン、日本の音楽家全員での公演を磯崎新氏追悼コンサートとして江乃浦測候所を舞台に5月30日に行います。このコンサートの詳細はこちらのURLからお確かめください。

www.odawara-af.com