音神楽というライブ録音のアルバムが、ヒカルランドから発売されている。
ディジュリドゥのKONBさんとの即興セッションに、Hi-Ringoさんがピノア(ベルクマイスター音階で調律されたピアノ)で参加してくれているかなり貴重なアルバム。
実は、この音神楽というアルバムを聴いてくれている方が、先日の「夏越ノ大祓2023」に、なんとなんと広島から駆けつけてくれたのだ。そして、その方は伝説の尺八奏者である海童道祖老師の最後の直弟子さんというから、正直かなり驚かされたという嬉しい出来事があったばかりだったのだ。
ありがたいことに、家族分の渡航費から滞在費もまとめて面倒みてくれるという太っ腹な待遇で、ガヤガヤと珍道中が始まったのだった。
子どもにしてみると初めての飛行機は、かなり嬉しい様で、自分のチケットは自分で持つというワクワク感。
到着した翌日は、会場のEMホテルの敷地内にある王妃のお墓(ウナサラウハカ)へ奉納演奏を。
実は、この場所で二人で写っているものが音神楽のアルバムのジャケットになっているのだ。
向かう道すがら、KNOBさんの後ろ姿がこの場所に妙にしっくりきていたなぁ。
朝一で、はっちゃんから「9:00から奉納演奏お願いします!」とメッセージが入っていたので、急に決まったのかな!?と一瞬思ったが、きっと前夜の懇親会の時に言われていたに違いないのだろう・・・・。
しかし、すっかり記憶にないという結末に驚くが、さすがはっちゃんである!!!
関係者みんなで、ご挨拶することができて、氣持ち良い始まりとなったのだった。
さて、イベント自体はかなりの濃密な内容だったが、そこは省くとして、今回の音神楽のセッションは、かなり素晴らしく楽しいものだった。
それぞれが、それぞれの音の柱を立てる様なセッションだった。KNOBさんはいつものものにプラスして、もう一本低音の響くディジュリドゥを持参していて、これがまた地鳴りの様な凄まじい低音を響かせていて最高だった!!!
Hi-Ringoさんに関しては、才能の開花が止まらない!!!というのが正直な感想だ。
前回のDUOでのセッションの時も思ったが、とにかく導入の旋律が危険なほどに天才的に美しすぎるのだ。
俺の方は、今回はアボリジニのスリットドラムと韓国系の響きを中心にセレクトしてきた。太鼓に張られている皮は、韓国の牛と羊だったし、サムルノリで使う銅鑼(チン)にシャーマンの鈴、という風な編成。きっと、何か意味があったのかなあと思いつつ、音神楽の即興セッションで受け持つ担当は、混沌と疾走感だったかな。
とにかく、楽しいセッションだったなぁあああ!!!!
きっと、このEMホテルの有機的な発酵環境が音にも影響しているのは間違いないだろう!
昨今の除菌の考え方ではなく、良い菌で環境を整えていくというものなので、ケミカルフリーだし、本当に居心地の良い空間だった。
こちらのホテル、物凄く氣持ち良いので、沖縄へ行く際は是非チェックしていただきたい!!!
ここで使われているコスタリカの珈琲がとにかく美味しい!!!
どれだけ美味しいかというと、今回200gの袋を8個ゲットしてきたほどなのだ。
そして、絶対また行きたい所なのである。
最終日に行われた、はっちゃんの植物講座では、竜舌蘭の繊維を取り出すというワークショップがあり、メキシコで竜舌蘭の繊維を取り出している達人の所へ行った時の事を思い出して、嬉しかった!!!
リンクばかり貼ってもなんだが、この記事は結構貴重なので、どうぞ!!!
今回のイベント呼んでくれたヒカルランドさんをはじめ、EMホテルの皆さん、出会った全ての皆さんに感謝します。どうもありがとうございました。
はっちゃんの植物講座は、植物と上手く付き合って日々ハッピーライフを送ろうという内容だったとしか覚えてないが・・・
竜舌蘭の繊維は、上からの情報を降ろしてくる時頭に当てるのが有効なんだとか。竜舌蘭の凄さを再確認!!!
だから、テキーラやメスカルは悪酔いしないのかもしれない・・・。
最終日は、やはり海へ!!!
海無し県に居る者としては、海の存在の大きさと心地良さにいつもびっくりさせられるもんである。
沖縄珍道中、子どもも満足して無事に帰りの飛行機に乗ることができたのでした。