Dragontone /石坂亥士

神楽太鼓奏者・石坂亥士のブログ

音神楽スペシャル!!!サウンドアーク音の方舟の世界

12月10日は、神楽坂の音楽の友ホールで開催された、ヒカルランドの12周年記念のイベントに出演してきた。

これまでに、ヒカルランドに縁のある個性あふれる出演者陣に招集がかかった感じで、会場は熱氣溢れんばかりに、生き生きした空氣に満ちていた。

その渦の中心に居たのが社長さんでもある、Hi-Ringoさんだった。

そして、今回使用するピアノは、なんとベーゼンドルファー!!!!

個人的にこのHi-Ringoさんの演奏感覚に、とても興味があり今回のオファーを受けたと言っても過言ではないのだ。

そして、冒頭部分で彼とセッションすることができて、かなり楽しい時間を過ごすことができたのだ!!!

ど頭にピンク法螺貝隊の法螺貝が爆音で鳴らされ、会場の皆さんがその音圧に圧倒される中、間髪入れずにHi-Ringoさんのピアノが疾走し始めた!!!!

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前回の5月にご一緒した時とは、別次元の研ぎ澄まされた感覚だった!

そして、繰り出される音は思わず、「ニヤリッ」としてしまうほどに素敵だった。

大銅鑼を叩きつつ、「ニヤリッ」としているわけだが、かなりの手応えのある時のみに、ついつい「ニヤリッ」としてしまうのである。
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Hi-Ringoさんと音の即興の音を楽しんでいると、どこからともなく鈴の音が聴こえて来たのだ。大銅鑼の低音が雷鳴の様に渦巻く中、KNOBさんの五十鈴の音は、光の輝きの様なイメージで現れたのが印象的だった。

今まで感じた事の無い五十鈴の音だったので、KNOBさんの出す音がかなり進化を遂げているに違いないと思った瞬間だった。

俺とKNOBさんのシーンとしては、この大銅鑼の音の中にKNOBさんが現れた時に、ある意味ピークだと思っていたのだが、確認様の映像を見たら、Hi-Ringoさんは水を飲んでいるという素晴らしさに、一人で拍手を送ってしまった。f:id:dragontone:20221214223851j:image

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一部は、まさに音神楽という感じで、KNOBさんのディジュリドゥが終わると、中村香奈子ちゃんが龍笛の音色を大銅鑼に被せてきた。俺の方は大銅鑼の音の渦中にあるので、遠くで聴こえる龍笛が、とても心地良かった。

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大銅鑼を終えて、正面を向いてみたら、香織さんが剣の舞で登場していた。
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その後、宇佐見仁ちゃんが登場!!!

神楽太鼓の音色と舞は、やはり神楽的世界を出現させるもんだなあと思った瞬間だった。
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一部のラストは、KNOBさんとのDUOだった!!!

この時の登場が、凄まじかった!!!

密教で使われる独鈷杵を手にして、熱いエネルギーが見えるかの如きで、まさに不動明王がやって来た感じがしたほどに圧巻だった。

そして、その音も凄まじく、誕生日が一日違いのKNOB兄ちゃんは、確実に次の段階に突入しているのを感じることになったのだった。

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毎回、一緒に音を出してみて思うのは、お互いにそのままの自分の状態が分かるということだろう。

今回は、ヒカルランドの12周年をお祝いするという素直な氣持ちで、ふたりともこの舞台に立ったのでありました!!!

 

今回は、俺が音の方舟の船頭の様な役割になっていて、やけに出番が多かったのビックリだった。

一部はほぼ出ずっぱりで、会のラストではジンベを叩いて会場を巻き込んで盛り上げるという大役まで任されていたのである。

とても楽しそうなので、やらせてもらうことにしたのである!

 

二部も盛り上がり、ラストは俺がジンベを叩いて、そこにKNOBさんがスパイスの様に音で後押ししつつ、出演者総出で会場の皆さんも含め大団円となり、12周年をお祝いしたのでありました!!!

ご来場いただいた皆さんをはじめ、ヒカルランド関係者の皆さん、出演者の皆さん、どうもありがとうございました!!!

 

そして、「 ヒカルランド12周年 」おめでとうございました!!!

 

出版をメインに扱うヒカルランドが、12周年の節目に、音の中に真理があるという旨(俺の勝手な解釈)の、サウンドアーク音の方舟の世界!と題してこの機会を設けたのは、かなり凄い事だと思うのでありました。

 

 

実際の話、音の在り方の中に真理があるはずなのだ。