5月22日は、神楽坂方面へ!!!
ちょっと欲張って22インチのシンバルケースに銅鑼とチャイナシンバルまで入れて、かなりの量の金属楽器をトランクに詰め込んで小さな神楽太鼓を持っての東京遠征は、移動が一番の仕事となった感じだ。
荷物を下ろして、ほっとしてグリーン車から見える景色は、駅のホームが異世界に見えた。
沖縄での「わたしとちきゅうフェス」での音開きからのご縁が繋がり、神楽坂のヒカルランドでのセッションが実現したのだが、その会場というのが凄かった!!!
量子オーガニックスタジオ Hi-Ringo Yah!( ヒーリン小屋 )と名付けられたそのスペースは、音のソムリエ・藤田武志さんがプロデュースした最高の音浴スタジオというではないか!!!
音浴と銘打っている時点で、かなり興味が湧いてくる。
最初、俺の神楽太鼓ソロから始まり一氣に祭禮の空間へと変化していく、そして、KNOBさんにバトンタッチして、体内の記憶を思い出す様なディジュリドゥの倍音が鳴り響いた。この場所でのディジュリドゥの響きはとても良い響きで、細胞まで揺さぶられる感覚だった。
ヒカルランドの石井社長と、沖縄でご一緒した時、会場となるバーラウンジでピアノを弾き始めた。それが、とても良い感じだったのだ!
その後に「キース・ジャレットがピアノを弾けなくなってしまったので、僕が弾いてるんです!」と言われていたので、「それじゃあ、いずれセッションしましょう!」と言って別れたのが先月の話。そして、今月その約束が実現してしまったという物凄い早い展開にもびっくりだった。
休憩を挟んで、二人での即興セッションとなった。KNOBさんとの打ち合わせは、一切しなかったが、バチっとはまる感覚があり、お互いの良い部分が引き出されたセッションになった印象。音の密度もかなり濃くて、バチバチの即興セッションが展開されたのでありました。
ラストは、石井社長も加わってのトリオでの即興セッション!!!
石井社長の演奏する、純正率で調律されたピノアと呼んでいる名機から響く、彼の自由でゆるい感じが、KNOBさんと俺の音と合わさり、絶妙なバランスで音浴スタジオに響き、とても氣持ちの良い音像が創られていった。
コラージュ[Photo:Akiko Hotta]
ここからは、俺の撮った記録用写真。
しかし、驚いたのは、この空間を音響的にデザインした藤田さんが、なななんと、CDを開発したチームにいたという驚愕の事実だ。まさかに、CDを開発したお方に会えるとは、感動である!!!
そして、少しお話を聞くことができたのも嬉しかった。よく言われるCDはレコードと違って、上と下の周波数をカットしているという話は、実は、CDそのものには情報として上も下も周波数は入っているんだという。。。。
CDプレーヤー側でカットしているという事なんだという。そして、この場所にあるCDプレーヤーは、その上と下の音域をカットすることなく再生する事ができるというのだ!!!
その音の響きは、かなり奥行きが深くなる印象だった。
ここに全てを記すには情報が多いので、またの機会にしたいと思う。
終演後に、笑顔のKNOBさん。
打ち上げは、石井社長の計らいで、とても素敵なお店が用意されていた。
蝶ネクタイの様に置かれたマカロニは、お土産に持って帰ったら、今はもう娘の腹の中お通過して行った。。。
最初の乾杯のお酒が素敵で、そのメッセージに今回のセッションの全てが集約されてい他のだった!!!
ご来場いただいた皆さんをはじめ、石井社長、ヒカルランドの関係者の皆様、KNOBさん、Akiちゃん、録音の藤田さん、どうもありがとうございました!!!
この音源が、音のソムリエ藤田さんによって録音されているので、音源を聞くのがかなり楽しみで仕方ない今日この頃なのであります!!!