Dragontone /石坂亥士

神楽太鼓奏者・石坂亥士のブログ

氣になる展示会へ

昨日は、思いついて行動に移すことができた日だった!!!

行きたいなぁ!と思いつつも、状況的に難しかったのだが、なんと1日勘違いしていたと言う事実を朝起きて知ったのだ。

それは、氣になっていた「音の展示会」で、音楽家の友人でもある夏秋さんと真由美ちゃんが開催しているもの。

なんだか良く分からないが、妙に心惹かれる展示会だが、3日間しか開催していない。

一路、信州の伊那市を目指すことに!!!

雲が湧いてくる感じが、なんとなく南信を感じる。

会場の「円室」は、茶室が二つ隣接する様な素敵なスペースで、そこには、入ってすぐの一部屋に四方にスピーカーが置いてあり、隣の部屋の四方に配置されたマイクの定位から音が出るシステムとなっているとのこと。

とても興味深いし、多くの人へ発信すると言うよりは、隣の友達へ音の楽しさを届ける感覚。

コンセプトも素敵だが、並んでいた楽器類からもかなり刺激を受けた。

ガムランの鍵盤は、一本ずつ吊り下げられており、目から鱗の展示。

吊られた鍵盤を叩いても音は鳴るが、隣の鍵盤と鍵盤を当てることでも素敵な音が響く仕掛けだ!!!

センスは大切だなあ・・・としみじみ感じ入った次第。

真由美ちゃんのかわいい音のコレクションと夏秋さんの本格派コレクションのギャップが絶妙なバランスで展示されており、目と耳を楽しませてくれる。

特に氣に入ったのが、この丸い真鍮の板。

物凄く深くて良い音が響いていた。

ちょうどこの二人で結成したと言う、アートサウンドユニット「ephyra -エフィラ-」の即興ライブも開催された。

参加型の時には、少し参加させていただき、即興の達人の夏秋さんと響き合わせができて、短いが充実した時間となったのでありました。

清々しい二人の即興ユニットは、かなり深い部分まで潜る様な感覚もあり、今後、要チェックである。

「ephyra -エフィラ-」とは、クラゲの赤ちゃんのことらしい。