Dragontone /石坂亥士

神楽太鼓奏者・石坂亥士のブログ

橋の下音楽祭 SOUL BEAT ASIA 2022

先日のこと。康明洙先生とサジャ(韓国獅子舞)の練習があった。定期的にやっているわけではないが、イベントの出演が決まると招集がかかって練習をしている感じなのだ。

先生の探究心は、とどまるところを知らない!!!

この獅子はお面以外、全て先生一人で作り上げたという代物!!!

獅子の体部分の下地は網で、そこに物凄い量の毛糸を結んで体が出来上がっっているのだ。

今回は、背中部分の立髪から連なる部分を茶色に付け替えて、風格がある様に修正してきたというのだ!!!

「いやぁぁぁ、一日かかっちゃったよ!!!」と楽しそうに笑っていたが、この途方もない作業を淡々とやる探究心には頭が下がる。

実は、俺自身も若い頃から先生の物作りへの情熱と技量の影響をかなり受けているのだ。

先生の職人技は、多くの達人たちからも認められているという、折り紙付のクオリティなのだ。

しっぽ部分も改良してあり、使い具合をチェックしてみて、「もっとこうした方がいいね!」ということで、更に改良することになったのだ。

今回の出演は、橋の下音楽祭 SOUL BEAT ASIA 2022だ。2018年にも一度出演していて、とても印象的なお祭りだったというのを強烈に覚えている。

俺たちは、4日に出演となっている。そして、9月17日に共演することになっている、ウードの常味さんが「アクビ」というユニットで出演するという偶然にも驚かされてしまった。

常味さんとのライブ詳細はこちらより!!!

このお祭り、イメージはかなり強烈な感じですが、日本政府よりもしっかりとした考えの元に開催されております!!!

以下にリンクを貼りますので、是非、その祭開催声明をご一読していただきたい!!!

2022.soulbeatasia.com

 

今年も、韓国農学のノリパンさんとの共演となり、盛り上がること確実!!!

これは、前回の時の様子(橋の下音楽祭2018)。

楽家として活動しているわけなのだが、超レアケースの顔の出ない出演。

しかし、振りが決まってはいても、頭役の先生のトリッキーな動きに臨機応変に対応するのは、即興演奏家にしかできないことかもしれず、なかなか良いコンビになってきた感じもしております。

さて、今年の橋の下音楽祭は、どんな事が待っているのか楽しみである!!!

 

 

 

日本海で夕陽の道を見た!!!

長野の原始感覚美術祭に行く前に、再び日本海へ!!!

実は、8月の初旬に糸魚川へ海水浴プラス石拾いに来ていたので、二度目となる糸魚川へ降り立ったのである。

夕刻の海は、涼しくて、「これは海には入れないね!」と言っていた矢先、娘もろとも波に飲み込まれるという・・・。

結果としては、全身海に入るということになってしまったのだった。

少し海で遊んで、宿を目指そうとしたら、夕陽が黄金色に輝いていて、これは凄いなあと思って車を走らせた。

刻一刻と素晴らしい感じとなった時、奇跡的に展望台があって、凄い瞬間を見ることができた!!!

それは、もう夕陽の道としか言いようのない光景だった。

美しいの一言。夕陽の道が伸びてくる伸びてくる!!!!

こういう時は、やはり声に出てしまうもんだ。「いやぁー・・・。」の次はあまり続かないで、夕陽の道を満喫。

時間にして数分の出来事だった。

その瞬間、その瞬間を、大切にしたいもんである。

海に全身浸かって遊んだ子どもには、夕陽の祝福が訪れたかの様だった。

夕陽の最後のシーンは、発光の凄まじいエネルギーが放射され。。。

そして、陽が落ちていったのだった。

全然、美味しそうに撮れてないが、とても美味しかった「たら汁!!!」

よく見ても、なんの料理か分からないほど。これで2人分なので、とても良心的で、完食でありました。

1日目の日本海は、たら汁にて締めくくられたのでした。

 

9月末は奥飛騨へ!!!

ソマチッドなるものの事は、今回のイベントに出演することになって初めて知った次第。

事前資料的に送っていただいた「ソマチッドが超活性化している!」という本も読んでいるのだが、このソマチッドなるもの、かなり興味深いし身近なものだったことに驚いてしまった。

ちょっと調べてみたら、動物や植物を問わずすべての生命体に宿るというではないか!!!

そして、なんとなんと意志と知性を持った微小生命体というのだ。

意思と知性を持ったということに驚かざるにはいられない!!!

諸説ある様だが、今読んでいる本によれば、健康な人の血液中には活性化した多くのソマチッドがいるというが、逆に体調が悪い人の血液中には、ソマチッドは少ないのだとか。

今回のイベントは、奥飛騨の温泉ホテルで開催されるのだが、この温泉がソマチッドたっぷりの温泉なんだとか!!!

個人的に湯治に行くのだけでも素晴らしいのだが、そこで演奏もさせてもらえるというから、良いことしかないのである。

KNOB兄貴と参加できるので、これも楽しみである。

実は、この話が決まったのは、ヒカルランドでのセッションした日の打ち上げの席だったのだ。このトントン拍子具合は、確実に良い流れなこと間違いないのである。

その前に、ライブが終わったその場でCDにする話が決まり、7月末に「音神楽 オトカグラ」として発売されている。以下リンクのページから購入可能なので是非チェックしてみていただきたい!!!

- 音神楽 オトカグラ -

奥飛騨のイベントは、以下リンクの詳細ページよりチェックしてみていただきたい!!!

イベント詳細ページ

カグラ・ウード ウード / 常味裕司×石坂亥士

地元桐生市有鄰館酒蔵での秋のライブは、あの知る人ぞ知る、日本のアラブ音楽界の先達にしてウードの演奏家である、常味 裕司さんを迎えての一夜をお送りする予定!!!

常味さんとは、高校時代からの付き合いで、俺が入っていた寮の寮監さんだったと言う奇妙な縁なのだ。

当時は、まさか自分が音楽の道に進むとは思ってもいなかったのだが、今も当時と変わらない兄貴分として、氣持ち良い関係でいてもらえるのがとてもありがたい。

最初は、常味さんのソロを堪能してもらって、その後、セッションに突入していく感じの構成になりそうだ。

有鄰館の酒蔵は、特に音の響きが氣持ち良い場所なので、中秋の名月を過ぎて秋の氣配が濃くなってくるタイミングで、このウードと言う楽器の奥深い余韻とアラブ音楽の旋律が、身体に浸透していく時間は、かなり素敵なものとなるだろう!!!

 

◎カグラ・ウード ウード / 神楽のグルーブとアラブの旋律が出逢う夜

2022年9月17日(土)開場 18:30 開演 19:00

会場:桐生市有鄰館酒蔵/群馬県桐生市本町2-6-32

チケット 4,000円(中学生以下無料・乳幼児可)

配信チケット 2,000円(アーカイブ視聴期間→9月26日まで)

Peatixでのチケット購入ページ

予約・問合せ / ishizakagaishi@gmail.com

 

 

動かざる心 2022 秋分

8月は、例年ゆっくりしている。今年は更にゆっくり過ごしていたのだったが、お盆が明けてみると、いよいよ本格的に活動が始まっていく予感である。

実は、秋分の日は前橋のサンデールームでのライブが決まっていたのだが、日時を再検討する事になって、そこの日程がポッカリ空いていたのだ。

そこに、7月末に予定されていた高野山での奉納演奏が、延期になっていた流れが「待ってました!!!」と言わんばかりに流れ込んできたのである。

この高野山での奉納の話が決まった時、物凄く腑に落ちた感覚があった。

f:id:dragontone:20220818210254j:image

今回の高野山での奉納は、今年の4月に香川県空海の母の里を巡ると言うイベントに参加して、空海の母縁の神社で、なんと土取さんとの奉納即興セッションをするという事から始まっていた氣がしてならないのだ!!!

その時の記事を以下に紹介しておきたい。

dragontone.hatenablog.com

ばあちゃんの実家がお寺さんで、高野山真言宗だったことから、今はばあちゃんのお兄さんがご住職だった黒保根にある高野山真言宗の湧丸山医光寺にお世話になっている。そして、じいちゃんの遺骨が高野山に分骨されているのだ。

あえて高野山で演奏したいと思ったこともなかっただけに、今回、バリツアーも企画してくれている友人のちえちゃんからの話で、高野山で演奏できる機会をいただけたことは、目に見えない力が働いていると思えてならない。

奉納演奏をやらせていただくだけでも、超満足なのだが、せっかくの機会なので、子どもたちと楽しめる民族楽器のワークショップと夜にはライブもやらせてもらうことにしたのだ!!!

勿論、奉納演奏は誰でも自由に見ることができるので、ピンときた方は是非!!!

流動的ではあるが、今のところ屋外での奉納になる様なので高野山に初めて神楽太鼓が響くことになるわけで、とても嬉しい限りだ。

奉納演奏に参加して、楽器で遊んで、夜のライブで締め括るのがベストかもしれない!!!

そして、南院に泊まるなら、これ以上言うことはないスケジューリングとなるでしょう!

世界の楽器で遊ぼう!!!と言うキャッチフレーズは、自分では普段使わないので、少々恥ずかしい氣もするが、分かりやすいのでいいかなと言う感じだ。

イメージとしては、冒頭シーンで俺が楽器を鳴らしながら登場して、デモンストレーションをしつつ楽器との出逢いの時間を体験し、その後は、時間の許す限りの即興セッションへ突入なのである。

楽しいこと間違いなしなので、氣軽に参加していただきたい!!!

 

◎踊るパーカッショニストと世界の楽器で遊ぼう!!!

2022年9月23日(秋分・金)14時半〜16時

高野山別格本山 南院 / 和歌山県伊都郡高野町高野山680

1,500円(小学生以下500円・乳幼児無料)

予約・問合せ / dragontone@gmail.com

f:id:dragontone:20220818210036j:image

夜のソロライブは、今からかなり楽しみで仕方ない!!!!

場所が創り出すエネルギーと言うのは絶対にあるので、高野山という聖域で音を響かせることができるのは、本当にありがたい限りだ。

南院の御本尊は、浪切不動明王だ。この南院のサイトでの紹介の言葉が素晴らしいので、以下に転写させていただきたい。

【高野山真言宗別格本山浪切不動尊別当】南院

 

不動とは動かざる心。

本尊とは自己本来の尊さ。

本尊に参詣して、世の浪風を切り開いて動かない信念と幸福をお祈りください。

 

南無大聖浪切不動明王

 

「不動とは動かざる心」からライブの題名をいただいた。

おそらく、自分の演奏史上転機となる予感がしている。

2022年の秋分は、忘れられない日になりそうである。

 

◎動かざる心 2022 秋分 Gaishi Ishizaka Solo

2022年9月23日(秋分・金)開場19時 開演19時半

高野山別格本山 南院 / 和歌山県伊都郡高野町高野山680

3,000円(当日券のみ / 中学生以下無料・乳幼児可)

予約・問合せ dragontone@gmail.com

 

信濃国・原始感覚美術祭2022 水のことぶれ

お盆を過ぎると、今年も原始感覚美術祭の季節がやってきたなぁと思う。毎年参加しているわけではないが、ポツポツと参加している感じなのだ。

その原始感覚美術祭も今年で、13年目を迎えると言うので、とてもお目出度い!!!

そして、昨年に引き続き、参加する事になったのも、嬉しい限りだ。

f:id:dragontone:20220815090543j:image

告知するにあたっては、体裁良くフライヤーが作られているが、蓋を開けてみれば、即興セッションの様な祭りで、かなりの混沌状態も多々あり、特に出演者として参加してみると、正直なところ好きか嫌いかがハッキリ別れる祭りでもあるだろう。

個人的には、毎回とても楽しませてもらっている。

昨今の騒動の中でも、規模を縮小しても継続しているのは、本当に素晴らしいと言える。

「原始感覚美術祭」という祭りが13年も継続されてきていることは、もの凄く意味があると思うのである。

昨年は、本祭の最後のところでの演奏だったが、さて、今年はどんなことになるのだろうか!?

出演のオファーがあって以来、特に詳細を知らせてもらっていないので、出演が8月28日ということしか分かっていないのも、とてもワクワクして楽しみでもある。

27日の宵祭には、舞踏家の雪雄子さんの出演もあり、これもまた楽しみである。

原始感覚美術祭、ありそうで無い、新しい祭りのカタチなのかもしれない。

ご興味ある方、未知の扉を開けてみてはいかがだろうか!!!

 

天空ノ祭禮2022

天空ノ祭禮が、3年目に突入した!!!

コロナなる騒動が、物事の本質を炙り出してくれている様に感じる2022年。

芸能の本質が問われていると感じるのは、俺だけではないだろう。

そんな中で天空ノ祭禮は、3年目にして音と身体の狂宴!饗宴!響演!が実現!!!!

あの深井さんが参加表明してくれたのだ!!!!

もう、個人的には氣分は最高潮である。

深井信悟さんとは、二度の手合わせをしてお互いにかなりの信頼感もあり、好き勝手やり放題の関係となっている。ここまで、迷わずに合わせてこない方は、なかなか居ないだろう。

合わせない事で起きる、奇跡の瞬間があるのだが、それで起きる違和感も勿論あるわけだ。

 

天空ノ祭禮とは、芸能風な雰囲氣を醸し出してはいるが、完全なる即興奉納なのだ。

 

関わる人間は、前日宿泊もろもろ全て自腹となっているので、大人の夏合宿と言っても過言ではないかもしれない。こんな催しに付き合ってくれる仲間がいること自体が、正直な話奇跡だろう。

 

是非、この企てに参加してみたい方、当日現地にてお待ちしております。通常公演とは違って過ごしやすい様にご自身で身支度を整えておいで下さい!

場所が場所なので、当日の天候次第で中止もありえますが、基本的にはやれる方向で検討していきます!!!

 

当日の開催、中止の判断はこちらのブログにてお知らせいたします。

 

「天空ノ祭禮 2022 」

2022年9月11日(日)13時頃より

赤城山小沼湖畔にて!!!!

御祝儀大歓迎!!!

石坂亥士:神楽太鼓

深井信悟:武術