Dragontone /石坂亥士

神楽太鼓奏者・石坂亥士のブログ

津軽を感じる硯水不動尊

先月より、公演が続いたこともあり、行きつけの湯治場へ。

6月頭の「打演奏」から「神楽 咲ク 夏至」、「夏越ノ大祓2021」、そして、「Shikgetsu Ka-gu-ra /Beyond Coronaの時空」と走り続けた感じもあり、一旦リセットする意味もあったかもしれない。

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どことなく、津軽の雰囲氣がする硯水不動尊。勝手な感覚だが、津軽は神社とお寺は勿論別々に存在するが、氣配の強い場所は、お寺と神社の空間が共存している感じがするのだ。

津軽から神馬と共にやって来た雪さんの舞は、舞台というよりも、津軽の空氣を桐生へと持ち込んでくれたように思った。

雪さん自身、早朝思い立ったように、地元の知る人ぞ知る神社の境内で、その神馬と共に舞ったりしてきる貴重な存在でもあるのだ。きっと、現在の舞踏家の中において、飛び抜けて原初の芸能に近い感覚を持っている方だと思うのだ。

当日は、神馬の悪戯か、同時配信はだいぶ混乱していたようで、実際の映像や音も予期しない変調をきたしていた。

配信が時代の流れとなっている昨今だが、芸能の神様は電波を嫌う傾向があるに違いない!と思えてしまった。

夏越ノ大祓2021では、そんな濃い空間を、雪さんと三輪福さんと創り上げることができた。以下ダイジェスト映像のリンク!!!

youtu.be


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霊水を汲ませてもらおうとしていたら、白装束の方がやって来て、「ここは、水神様を祀っているので、是非、お参りして行ってください!」と声をかけてくれた。
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お参りした後、先日見かけたヘビが脱皮したらしく、真っ直ぐな抜け殻が・・・。
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ヘビそのものにも遭遇しているので、娘、大興奮で、持ち帰ることに。

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目まで綺麗に抜けている。完全な形で、これだけ抜けたてホヤホヤのは初めてだ。約180センチの長さも圧巻だった。
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帰りは、夏の富士山が見送ってくれ、良い湯治になったのだった。
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