散歩が氣持ち良い季節だ。よく行く公園の近くには、わりと大きめなマゲイがあり、ここに行くと、いつも勝手にメキシコを感じている。
一枚切ってみたい欲求にかられるが、その衝動をなんとか堪えている。
なずなの花が煌めいて見える。
先日まで無かったはずのいぬのふぐりやほとけのざも咲きほこり始め、清々しい道端の光景が展開されているのも嬉しい。ちょっと歩くだけでこの感じを無料で体験できるので、散歩というものは素晴らしいと思える。大人になると、ついつい車移動が増えてしまうし、自転車で、ということになるが、歩いて体験できる情報の方が身体に大切なんだとも思えてくる。
しかし、子どもにとっては、花はターゲットになるのだ。
草花をむしり取っただけかと思えば、見事に野の花の花束が完成していた。無為自然とはこのことか!という感じでもある。
その後、所用があり本所方面へ。あまり都内に電車で出ることがないからか、本所隅田川界隈へ足を踏み入れた途端、異国に居るような感覚になった。
なんだろう、この感じは・・・
宇宙船のような船がやって来るのも、興味津々に見入ってしまう。
歩いているからなのか、橋の構造自体も面白く見えてくる。
車だと、通り過ぎていくモノを観察できるのが、とても面白いことが、今回の発見でもあった。
まあ、俺にとっては、本所さえも外国なのかもしれない。。。
アスファルトジャングルにも草花が元氣で、「ここにいるよ!」と言わんばかりだった。
かなり楽しめた本所界隈のプチ異国旅でありました。