Dragontone /石坂亥士

神楽太鼓奏者・石坂亥士のブログ

蚊帳から始まった本日は・・・

我が家では、7月の検索キーワードは蚊帳が群を抜いてトップだ。

夜寝静まったタイミングでやってくる、あの「プーーーンッ・・・」という音に悩まされており、「これは、もう蚊帳を導入するしかない!!!」となったのだ。

最初の蚊帳は未使用で、麻と綿のものだったので、購入しようとヤフオクで入札してみたら、絶妙なタイミングで落札できず、先延ばしとなってしまった。。。

次は、麻100パーセントのものが1,000円から始まったのだったが、予算をかなりオーバーして問題外だった。

なかなか難しいもんだなあと思いつつ、メルカリを見てみたら、なんと数時間前に掲載されたものがあり、結構色々な画像を見ていたので、これは良いのでは!?と思いよく見ると、値引きもあり!というので、連絡を取ってみるとなんと送料込みの3,000円で購入できたのだ。

到着して見てみれば、完全に麻100パーセントで、未使用だった。

結果的に、とても良い買い物をすることができて、本当にありがたい限りなのである。

それにも増して、盛り上がったのは子どもたちだった。蚊帳に入るという行為が、かなり楽しいらしい。まあ、トトロの中に出てくるシーンでもあるので、尚更かもしれないが、その盛り上がり方は、異常な様にも思えるほどだった。

個人的には、昔、じいちゃんとばあちゃんが蚊帳で寝ていた所に入っていったのを思い出す。やっぱり、蚊帳に入るのがなんとなく不思議な感覚で、嬉しかったんだろうとも思う。

蚊帳というのは、それほどもまでに異空間を創り出すんだなあ・・・と思いつつ就寝してみて、驚いた!!!

不思議に、手の平がビリビリし始めて、氣が練れている様な状態となり、手の平から氣が出ている感覚だったのだ。

麻100パーセントというのも関係あるのかもしれないが、かなり良い感覚を持って眠ることができたのだった。

朝は、小さな人に起こされるのが日課となっているのだが、蚊帳の中では、また不思議な感じでもあった。境界線が見えるというのは、かなり興味深いもんなのだと思うのだ。

日本の伝統的なものというのは、とても理にかなっているものなんではないかと思える、蚊帳との再びの出逢いとなったのだった。

そして、朝の日課は小さき人と珈琲を一緒に挽くという作業から始まるのである。沖縄から帰ってきてから、毎朝幸せを噛み締める日々なのである。

この珈琲が、今のところ一番美味しいと思えるもので、先日泊まらせてもらった「EMウェルネス暮らしの発酵ライフスタイルリゾート」の売店で売っているのだ。自分用に6袋を買って来たので、しばらく楽しいめるのである。

朝から笑顔になること間違いないのだが、彼との複雑怪奇なやり取りを経過して、ようやく珈琲を淹れることができるのである。

ガリガリ始めると必ず現れ、そして、豆を取り出して数個口に運んで味わう。そして、俺にもその豆を食べろ!と口に入れてくるのである。

二人して豆を食べながら、珈琲豆を挽くという共同作業となるのである。

豆自体は、美味しいのだが、一粒でちょうどいい感じだ。

俺は一粒だが、彼は3粒は食ってる様だ。

そして、ときわ地這いきゅうりが地這ってないが、良い感じだ!!!

これから収穫が増えていきそうで嬉しい!!!

何故か、午後は即席のプールに入るということで、梅干しを漬けていた桶に水を張って姉弟二人が入るという、驚きの光景に遭遇してしまった。。。

風流に言えば、行水というくくりとなるのだろうが・・・・

普段から遊んでいる、海や川で拾ってきた石を入れまくって楽しんでいる。

世知辛い世の中となって久しいが、氣は持ち様でどのようにでも楽しめるのではないだろうか。梅干しを漬けるだけの体積があれば、これだけ楽しめるということである。

白黒にしたら、「昭和の古き良き時代」という題で、写真展に出品されていそうであもあるのが面白い!!!

人の本質は何も変わっていないわけで、あまり便利にならないで、労力を惜しまなければ、楽しい時間が増えるのかもしれないと思った午後のひと時でありました。