Dragontone /石坂亥士

神楽太鼓奏者・石坂亥士のブログ

2020-0202→サジャ

2020年の初めての公演は、立春大吉ソロライブかと思いきや、なんと、「韓国獅子舞の後脚役!!!」だった事実。。。

数字的には、2020-0202と逆並びで、縁起が良い雰囲気。

2月2日に、韓国舞踊の公演にゲスト出演ということなのだ。
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康明洙先生がリーダーのサムルノリチーム、アンデミノルムセに入っているので、何故か韓国獅子舞の後脚役になっているという経緯。

現・安倍政権になってから、韓国とのもろもろの事もあり、ここ数年はサムルノリの公演が激減している。というかほとんど無いのだ。

以前は定期的に集まって練習していたのだが、今ではメンバーで集まる機会は、本当に少なくなっている。

政治的な事が文化に与える影響は、実際に大有りというのを実感してしまい、とても残念な思いもある。

が、しかし、康明洙先生は常に前向きなので、今回の韓国獅子舞のサジャを頭の部分は作ってもらったのだが、胴体の部分は自分で作ってしまったのだ。ネットに5色の毛糸を結んでいくのだが、途方も無い時間と労力をかけて完成させてしまった強者なのである。

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チラシにも写真入りで紹介されていて、なんだか不思議な感じである。
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康明洙先生とは、もうかれこれ20年以上の付き合いで、若い頃からいろいろと面倒をみてもらっていて、お兄さんの様な存在かもしれない。そして、尊敬している演奏家・芸能者の先達である。

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これは、数年前に参加した、橋の下音楽祭の時の一コマ。こんな感じに愛嬌のある獅子なのだが、動きがダイナミックで迫力もあるのだ。大きなアクションで体毛である毛糸が揺れて、その効果は素晴らしい!!!

自分が後脚役なので、生では見た事はないが・・・
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この時に伴奏してくれていたのは、名古屋を中心に活動をしているノリパンのみなさん。
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表現者としては、ソロ演奏から韓国獅子舞の後脚役までという、もの凄い振り幅のある現場に立てることが、嬉しくもあり、自分の感覚を豊にしてくれているなあ、と芸能の神様に感謝であります。

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