Dragontone /石坂亥士

神楽太鼓奏者・石坂亥士のブログ

撃鼓響振、類稀なる空間が広がる!!!

閃きが、カタチになることは、とても嬉しいことだと思える!!!

今回の出逢いは、まさに閃きの連続だったのだ。

昨日は、撃鼓響振という言葉が、実際にこの世界に出現した日となった。

深井信悟という方は、今まで共演したどのタイプの人とも違っていた。彼と共演できたことで、自分自身が追求している音の背後にある世界というものが、明らかになろうとしている。

一番近い感覚を感じるのは、尊敬してやまない韓国の音楽家であり山岳系武術の達人でもある、金在徹先生だけかもしれない。

本物の武術の持つ、一切無駄の無い動きの中で、深井さんの身体が存在している。

間合いから、氣配、動きまで、濃密がとにかく濃いのだ。

そして、打ち合わせは一切なしで始まっていく、撃鼓響振!!!

本番の写真は、まだなので、準備さ段階の写真をコラージュで!!![Photo:Michi Ishihara]

ひとまず鉄は熱いうちに打て!というが、勢いで報告しておきたい。

BIGSHIPのホールが片付いて、広くなった会場で、深井さんは思いっきり棒を振っていた。本番では、お客さんとの距離もあり、ここまで思いっきり振り切れなかったとのことで、何も無い空間に響く棒の唸り音が、今回のライブを締めくくってくれた感じがした。

この「ブゥーーーンッ!!!ブゥンッ!!!」という響きが、桐生での公演へと繋がっていく予感がした。

ここで、ダイジェストの動画を共有しておきたい。

iphoneで撮影したものだが、かなりの臨場感は感じ取れるかと!

youtu.be

そして、多数のリクエストがあったので、昨日の配信映像をアーカイブでも販売することとなりました。以下のリンクに詳細ありますので、ご興味ある方は是非!!!

撃鼓響振配信アーカイブ映像