地元群馬では、アーツ前橋のコーディネートで行われたのが一回ある程度だが、都内では、わりと頻繁に港区や豊島区などを中心に、芸術家と子どもたちがコーディネートするワークショップが、保育園や幼稚園で行われている。
今日は、毎年呼ばれる幼稚園でのワークショップだった。
大使館などが多く立ち並ぶ地域なだけに、外国籍の子どもも多いのだが、ほぼしゃべらないでの約1時間のワークショップなので、日本語ができようとできまいと関係ないのである。導入から終わりまで、完全即興の1時間は、場の空気の変化していく様が、いつも本当に面白いなあと思う。
危険なことさえしなければ、子どもたちのやりたいようにしてもらうのだ。
やりたいくない子は、絵本を読んでいてもいいし、無理して参加しなくてよしとしている。
有機的な民族楽器は、ある種どこかに導いてくれていると、いつも思えてしまう。
結果ありきではなく、体験することが大切なワークショップだと言えるのだ。
自由な感覚や楽しさ、音と響きの空間を共有することで、「素敵な感覚」のスイッチがオンになる様に思うのである。
そんな子どもたちの楽しい感覚の世界が、続いていける世の中であってほしいと心から思うのである。
個人的には、アーティストは、あまり政治的なことに関わらない方がいいと思うが、自分としては、嘘つきな大人がはびこる様な世の中になってほしくないと思う。
嘘つきが、日本の中枢にいるのは、子どもたちにとっても、迷惑千万かと。
やってること逆なので、ポスターは、裏読みするべきだな!!!