ここ数日、いろいろな予定や連絡が目白押しとなっていて、こういったタイミングの時もあるんだなあ、と感じている今日この頃。
そして、本日はお日柄も良く、という感じに、少し河原に立ち寄ったら、なかなか帰れなくなり、帰りには2キロほどの石を持っていたという始末・・・。
まあ、しかし良い景色を見ることもできて、楽しい時間でありました。
木のてっぺんに止まる鷺が、黄金比の様に美しく見える。自然の中にある存在は、その姿も普通に美しいものなんだなあと思える瞬間だった。
河原之入り口に咲きほこる蠟梅が、良い匂いを漂わせている。
この時期は、野に咲く花が少ないので、この渋目な蠟梅の花にも目が魅かれる。
本当に、名前の如く、花びらが蠟細工の様に見える。
夕暮れに、今日の戦利品の石達の音を確認してみたが、結構良い感じなので、今後の公演の時にどこかのタイミングで使えるかもしれないなあ・・・と。
バチ用の長い石を立ててみたら、なんとなく古代の祭儀場の様にも見えて来る。
夕方の公園に、男がひとり座って石を叩く姿は、違和感の固まりでしかないので、人が居なくなって宵闇が降りて来るひと時、石の音を確認がてらしばし並べ方など試行錯誤してみたのである。
夕方から夜へと移り変わっていくひと時の空模様は、また格別で、刻々と変化していく。
気がつけば、背後には樹木越しに月が見守ってくれていた。
確か、満月は明後日だっただろうか、やけに明るい月あかりだった。