多くの祭りが中止になっていて、継続していくことの大切さを日々感じる今日この頃。信濃の国からお呼びがかかった!!!
その名も「原始感覚美術祭」、この名前からして近年始まった祭りであることが分かる。
8月28日の宵祭りと29日の本祭りからなる、伝統的な例大祭の形式で開催されるのも興味深い。形骸化された伝統的な祭りよりも、より芸能の本質に近い感覚を感じることのできる、現在の日本において稀な祭りだと言えるだろう。
個人的には、早朝5時からの「原始感覚山車曳」と最後の最後に行われる「水しずめの儀」が面白そうだと思っている。「水しずめの儀」は一度参加したことがあり、確か、木崎湖の中心の方に向けて魂の炎を送るというものだった。。。
本祭りの29日の出演であるものの、演奏開始時間は未定らしいく、おそらくラストの方かと。
流れはおよそ決まっている様だが、何が起こるかわからない設定もあり、即興的なこの祭りは、毎回なかなか楽しませてくれるのである。
時間的な告知は、朝5時より予定・・・のみ。。。。。
ここまでザックリしている終わりなき感じが、ある種清々しくも思えてしまうのが不思議である。
日常的には、始まりと終わりがある程度決まっている舞台公演に慣れすぎてしまって、無意識にも、こういった行き当たりばったりな、何が起こるかも起こらないかも分からないという素敵な感覚に蓋をしてしまっているのかもしれない。
終わりの分からないこの祭り、宿をとって当日から翌日まで予定をとって、ゆったりとした氣持ちで、祭り見物する感覚があると素敵な時間を過ごすことができるかと。
なんにおいても、非日常の時間を過ごせる機会となることは間違いないでしょう!!!!
本来、芸能の真髄は、何者かがどこからともなくやって来て、強烈エネルギーで、通常ありえないバイブレーションをその場に発生させて、またどこかへ去って行くというシンプルなことだったはずなのだ。
「原始感覚美術祭」は、そんな芸能の真髄の風を多少なりとも感じることのできる数少ない祭りだと言えるのだ!!!
祭りの詳細は、以下のサイトにて!!!