北関東は、ひと頃の異常な暑さが少し落ち着いてきた感じで、暑いながらも朝夕は少し過ごしやすく感じる。
畑は、とにかく観察するのが面白い。ベテラン揃いの家庭菜園の一角にあるので、隣の畑の成長具合に、毎回驚かされる。こちらは、土も耕さず、肥料も水も与えないというスタイルにプラスして、雑草もある程度の共存状態でやっていこう!ということにしているのだ。
郡上の土取さんの所からもらって来たコンフリがうまいこと根付いて、その葉脈の模様が発光して見える。
梅田の藤生さんからもらった生姜も芽が出て、近くに行くと微かに生姜の匂いがするのが、なんとも嬉しい氣持ちになる。
地這いきゅうりが少しずつ蔓を伸ばして、地道に実をつけ始めてきたのも嬉しいところだ。最初は、何が生えて来たのか分からずに、刈り取ってしまいそうになったのが菊芋だったが、これがまた物凄い生命力で、一番背が高くなり威勢を誇って仁王立ちしているかの如く畑に君臨している感じだ。
今年は、力を入れているのが、紫蘇で、それだけは上手いこと群生してきて良い香りを畑に提供してくれている。
そして、何より嬉しいのは、独自のハーブガーデンができ始めていることだ!!!
ヨモギをメインにして、昨年の夏至に琵琶湖でいただいてきた湖畔にあったハーブ、そして、郡上の土取さんの庭からもらってきたハーブ、プラス山椒の苗にドクダミ。
ハーブテロと言われるほどに、繁殖力が強いらいしいので、どんどん増えていって欲しいところなのである。
今年は、大豆を随分蒔いたのだったが、実が付かないものが多くて・・・という話をしていたら、先日知り合った、Mさんが、大豆の青山在来の豆を分けてくれた。
「時期的には、ギリギリ間にあうかなぁ!?」ということだったのだが、それを蒔いたところ、見事に芽が出て来てくれたのだ。
なんとなくだが、発芽の感じも力強い様な。
人参も細いながらも収穫できて嬉しい限り。
里芋の葉っぱは、大きくて雰囲氣あるのでアクセントで植えている。野菜を収穫するのが目的ではありつつも、行ってみて楽しくなる様な場所作りをしているということに、最近氣付いてしまったのだ。
土を剥き出しにしない!というのを心がけて畑の雰囲氣作りを楽しんでおります。今年は、雑草の量が絶妙で、草マルチに使える量が丁度良いのが、また嬉しくもある今日この頃。