Dragontone /石坂亥士

神楽太鼓奏者・石坂亥士のブログ

その瞬間を切り取る面白さ

幼少の頃、父やその友人たちが植物や花の写真を熱心に撮っていた。

最近は、そんな氣持ちが少しわかる様になってきた。

しかし、その撮り方は個人個人それぞれなんだろうとも思う。

一眼やコンデジの方が良いのは、分かっているのだが、その瞬間を切り取るには、今はスマホのカメラが重宝している。

「おっっっ!!!」

「この感じいいぞ!!!」

感じたタイミングでパチリとやりたいのである。

先日、富士吉田方面へ行ったら、なんと桜が満開で、二度目の花見を堪能することもできて、素敵な時間を過ごすことができた。

なんとなくだが、太陽の光の感じが去年と違っっているのではないか!?と思っているほど、素敵な光景に出くわすタイミングが増えた氣がしてならない。

小さい頃、娘にツツジの花は取って舐めると甘いぞ!と教えたら、現在5歳になる彼女の中では、ツツジは愛でるのではなく味わうものとなっているのだが、最近は、それにプラスして花を耳に挟むという楽しみも見つけたようだ。

バリ島では、お祈りに使った花を耳に挟むので、バリに居るみたいで素敵な光景だなあ、と思って見ている次第だ。

富士吉田方面は、溶岩が至る所に使われていて、神社の石垣にも普通に使われている。そこに生える雪の下がやけに素敵に見えた。

この灯籠の穴の空いてる部分も、溶岩でできていてビックリだった。

畑へは、子連れで行くことが多いので、多少手がかかるが面白いことも多い。

自分で引きちぎった菜の花を持って、意気揚々と帰る様子。

この後、スーパーへ買いものに寄った時には、花は食われていて、三分の一位になったった茎だけが残っていたという・・・・

ウドの若い芽が、子どもの手にも見えてくる。

縄文遺跡があったというこの場所の木々を揺らす風が、とにかく氣持ち良かった。

そんな時、夕陽に映える綿毛から、「今、撮って!!!」と声をかけられた氣がした。

超ローアングルで狙えるからこその、強発光する綿毛の美しさを切り取れた一枚!!!